今回は「パチパチはじけるお菓子」の仕組みについて解説します。
パチパチはじけるお菓子で有名なのは「パチパチパニック」ですね。
「パチパチパニック」は、小粒のアメとラムネが入っており、アメにパチパチの秘密が隠されています❕
口に含むと、パチパチとアメがはじける感覚が、不思議でクセになる人が多くいます。
私が子どもの頃は、「パチパチパニック」ではなく、「わたパチ」というお菓子が販売されていて、こちらは、綿菓子の中に、はじけるアメが入っていました。
はじける感覚が面白くて、何度も食べた記憶があります。
「わたパチ」は残念ながら、現在は販売中止で、類似商品の販売もありません。
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パチパチは「炭酸ガス」
パチパチとはじけるのは、アメの中から一気に「炭酸ガス」が放出されるからです。
アメは熱を加えると液状になりますが、冷やすと固まります。
「パチパチと刺激のあるアメ」を作るには、液状のアメの中に、圧縮した炭酸ガスを閉じ込めます。
すると、アメを口に含んだ時に周りが溶けて、中から一気に炭酸ガスが飛び出すので、パチパチという刺激が発生するのです。
「パチパチと刺激のあるアメ」を作るには、特別な機械が必要なため、このようなお菓子を作れるのは、日本では明治産業だけ❕
アメ以外では作れない…
パチパチとはじけるお菓子は、アメ以外では作ることが難しいようです。
その理由は、強度と簡単にガスが放出できるお菓子がアメ以外にないからです。
アメは硬いので、炭酸ガスを閉じ込める強度があります。
さらに、口の中で溶けて、閉じ込められた炭酸ガスを簡単に放出できます。
このような、お菓子はアメ以外にないので、パチパチお菓子は、アメを含んだお菓子以外は作ることができないのです。
パチパチお菓子
パチパチ食感が楽しめる、ラムネボールも人気の商品です。
こちらはアメで有名なノーベルのお菓子です。
炭酸飲料の人気ジュースをイメージした4種類の味!
ラムネの中に、パチパチとはじけるアメが入っているので、2つの食感を楽しめます。