テレビのリモコンを押したのに、扇風機が動き出す…
なぜか、操作したい電化製品と、違う電化製品が動いてしまう、リモコンの不思議な現象が起きるご家庭があるようです。
うちの場合は、テレビの電源ボタンで、サーキュレーターの風が強くなることがあります。
最初のうちは、サーキュレーターの作りが(失礼なことを言ってすみません)粗悪なのかもしれないと思っていました。
しかし、原因追及をしようと思い、リモコンの仕組みについて調べていたら、様々なことが分かってきました。
今回はリモコンの不具合、対処法について解説していきます。
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リモコンの不具合どんな現象?
同じ部屋に置いている、リモコンは「テレビ・エアコン・Fire TV Stick(Amazon)・サーキュレーター」です。
![](https://tomato-search2.com/wp-content/uploads/2021/07/リモコン不具合、違う電化製が反応うる、テレビ、扇風機、サーキュレーター、レグザ東芝、ドン・キホーテPB商品7.jpg)
リモコンの不思議な現象が起きるのは、テレビ(東芝レグザ)のリモコンと、サーキュレーター(ドン・キホーテPB商品)のリモコンです。
テレビのリモコンの「電源」を入れると、サーキュレーターの「風が強くなったり、首振り」になります。
サーキュレータのリモコンも、「風量調整」で、「首振り」になる時もありますが
「風量調整・首振り」ボタンでも、きちんと動作する時もあります。
リモコンの仕組み
赤外線とは?
私たちの身の回りには、様々なリモコンがありますね。
ほとんどが、赤外線リモコンになります。
赤外線リモコンの光は、人間の目で見ることが出来ません。
リモコンの光(赤外線)を見るには、スマートフォンなどのカメラを通すと、見ることが出来ます。
電源ボタンを押して、リモコンのライト部分を見ても、何も見えませんが…
電源ボタンを押したまま、カメラで撮影すると、リモコンが光っていることが分かります。
![](https://tomato-search.com/img/img_20210328_140749.jpg)
赤外線は肉眼で見えませんが、「赤外線の光」と「私たちが普段感じている光」の違いは何でしょうか?
私たちが見ることが出来る光は「可視光線」と言います。
光には波があり、赤外線は可視光線より、波の幅が長くなります。
発するエネルギーは、赤外線より、可視光線が強く、さらに紫外線が強くなります。
![](https://tomato-search2.com/wp-content/uploads/2021/07/リモコン不具合、違う電化製が反応うる、テレビ、扇風機、サーキュレーター、レグザ東芝、ドン・キホーテPB商品13.gif)
光は電波の一種です。
出典 シーシーエス株式会社
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電波は100Km届くものまでありますが、テレビのリモコンが届く範囲は10mです。
エアコンのリモコンも届く範囲は10mです。
ほとんどのリモコンの届く範囲は10mと思われます。
モールス信号
リモコンは光をモールス信号のように光って、電化製品に信号を伝達しています。
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リモコンはピカッと1回だけ、光るのではなく、点滅を繰り返しています。
点滅の仕方によって、電化製品への命令が変わります。
なぜ違うリモコンが反応する?
なぜ違うリモコンが反応することがあるのでしょうか?
どの電化製品にも、決められたモールス信号のようなものがあります。
信号は同じものはないのですが、違う電化製品でも、信号が似ていることがあります。
それが原因で、リモコンの誤作動が起きてしまいます。
リモコンを動かしたりすると、実際の信号から変化して伝わることがあります。
リモコンの誤作動を防止
リモコンの誤作動を防止するには、リモコンを動かさないことです。
テーブルの上に置いたりして、リモコンを動かさないように操作すると、誤作動が無くなります。
持って、操作する時は、手がぶれないように、電化製品にリモコンを向けてボタンを押しましょう。
リモコンは逆に向けても使える
逆に向けても使える
テレビのリモコンは、テレビにまっすぐリモコンを向けなくても、ボタンを押すと電源が入ります。
反対方向を向けてボタンを押しても、リモコン操作ができることもありますが、なぜなのでしょうか?
赤外線リモコンの光は、目で見えませんが、リモコンボタンを押す度に、赤外線ライトを発しています。
その光が、壁などに反射して、テレビに届いているのです。
ライトで壁を照らしても、周辺が明るくなるのと同じ原理です。
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テレビのリモコンをよく見ると、ライトが2つ付いています。
さらによく見ると、ライトの向いている方向が違います。
そして、ライトの大きさも違います。
正面を向いているライトの方が大きく、もう1つのライトの方が少し小さいようです。
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リモコンを並べてみましたが、テレビのリモコンだけ、ライト部分が2ついています。
2つ付いている理由は、寝ころんだまま、リラックスした状態でも操作できるように、角度の違うライトをつけて、反応する範囲を広くしているからです。
2つとも、赤外線を発しているので、どちらかのライトを隠しても、操作できます。
では、指でテレビの赤外線の受信部分を隠してみると、どうなのでしょうか?
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この状態で、リモコンのボタンを押しても、テレビは反応しました。
![](https://tomato-search2.com/wp-content/uploads/2021/07/リモコン不具合、違う電化製が反応うる、テレビ、扇風機、サーキュレーター、レグザ東芝、ドン・キホーテPB商品8-1.jpg)
黒っぽいモノで、受信部分を覆うと、どうなるのでしょうか?
テレビは反応しませんでした。
ファイヤーTV
ファイヤーTV(Fire TV Stick)でも、テレビと反対を向けてボタンを押して、反応しました。
ファイヤーTVの光を見てみると、一方向ではなく、光が動いているようでした。
光が動いているので、幅広く反応したのかもしれません。
他のリモコン
エアコンのリモコン以外は、ボタンを押し続ければ、光り続けました。
しかし、エアコンはボタンを押して、ピカッと1回光るだけでした。
押し続けても、1度しか光りません。
テレビ・ファイヤーTV以外は、リモコンを逆に向けると、機器への反応がありませんでした。
色んなリモコンの光り方
「テレビ・エアコン・Fire TV・サーキュレーター」のリモコンの赤外線の光り方を検証してみました。
テレビはライトが2つ、ボタンを押している間、点滅しながら光続ける。
エアコンは、押し続けても、1回しか光らない。
Fire TVは、光が動いているように見える。
サーキュレーターは、押す間光る。
おまとめ・スマートリモコン
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「スイッチボット」は、リモコンを1つにまとめる、スマートリモコンです。
リモコンを登録すると、音声操作が出来ます。
Wi-Fiに接続したら、帰宅前に外出先から、エアコンを付けることが出来ます。
さらに、スケジュール機能もあり、「7時にテレビを付ける」など、毎日の決められた作業を登録しておけば、自動でテレビを付けることが出来ます。