皆さんは「多くの人が財布の中に、いくら入れているのか」気になったことはありませんか?
全国の20~79歳の男女2,000人を対象に「財布の中身」を伺ったところ、3割の人が5千円~1万円未満と回答しています。
そして、普段使っている財布は、9割の人が「長財布」と回答したそうです。
今回は、PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が2021年に調査した、お財布事情の内容をご紹介したいと思います。
お財布に入れている金額
お財布に入れている金額は、10,000円~15,000円が25.7%で、一番多いという結果になりました。
キャッシュレス化も進んできましたが、まだまだ現金を使う場面も多いため、ある程度安心できる金額を入れておきたいと考える人が多いのでしょう。
5万円以上の現金を、財布に入れているという人も6%いますが、いくら持ち歩いているのかも気になりますね。
財布に入れている金額の平均を年齢で見ると、年齢が高くなるにつれ、現金を多く財布に入れていることが分かります。
男女別で見た場合は、男性の方が3,000円ほど、女性よりも多く財布に現金を入れているようです。
この結果は、男性の方が自分を良く見せたいと考える人が、多いからかもしれませんね。
クレジットカード保有枚数
クレジットカードを財布に入れている枚数の調査では、1~2枚が53.9%でした。
半数以上の人がクレジットカードを持っているものの、少ない枚数を財布に入れているということが、上の表で分かります。
また、クレジットカードを持たない年代は、20代や30代が多く、年齢が高くなるにつれ、クレジットカードを保有しています。
若い時人はお金の使い方に自身がない人も多いため、お金のコントロールが難しくなることを懸念して、クレジットカードを持たないのかもしれません。
ポイントカード保有枚数
ポイントカードを財布に入れている枚数では、0枚の人の割合は14.2%でした。
なんと、ほとんどの人が、ポイントカードを財布に入れているのです。
買い物の際に、ポイントカードを作ると割引されたり、会計の際に渡されたりと、ポイントカードを作るつもりがない人でも、企業側の戦略により、持たされているのでしょう。
決済方法
決済方法は、カードで支払いする人の割合が、最も多いという結果になっています。
2017年から政府のキャッシュレス決済強化により、現金以外で支払う人の割合も増え、スマートフォンで決済を行う人も、最近では多くなりました。
キャッシュレスで支払う人は、男女別でみても、同じくらいで、年齢別で見た場合でも大きな差はありません。
スマートフォンでの決済の場合は、若い人の方が多く、年齢が高い人だと、カード払いの方が多いようです。
出費が多いもの
2021年はコロナ渦ということもあり、例年に比べると特殊な年になります。
そのため、お金の使い方は、例年と違う人も多いかもしれません。
結果は、食費への出費が断トツ多く、次に健康・ファッション・レジャー・読書と続きます。
対象 | 全国の20~79歳の男女 |
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期間 | 2021年10月26日~28日 |
地域 | 全国 |
回答 | 2,000名 20~70代 男女各200名 |
アンケートの詳しい内容 →PGF生命「暮らしの総決算2021」