皆さんは、財布の中のカードは何枚ありますか?
お金持ちの人は、カードは数枚しか、財布に入れていないというのがほとんどです。
多くの経営者を見てきた、税理士の「亀田純一郎さん」は、そのように語っています。
今回は「お金が貯まりやすい財布」について、解説していきたいと思います。
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カードは1枚のみ
亀田純一郎さんの財布の中には、カードは1枚しか入っていません。
その1枚は銀行のキャッシュカードです。
財布をスッキリさせるために、行った結果でした。
この状態でも、不便は感じないと言います。
亀田さんが知る、金持ちや経営者の多くは、カードをあまり財布に入れていません。
カードを持っていたとしても、別のカードフォルダーに入れているか、カードをあまり作らない人が多いのです。
カードがいっぱい
たまに、財布が丸く膨らんでいる人が居ます。
レシート・領収書・ポイントカードなど、ぎっしり詰まった財布は、お金が逃げる財布です。
お金に対する意識が低い人は、カードをたくさん持ち歩く傾向があります。
キャッシュカード・クレジットカード・お店のポイントカード。
ポイントがあると、ついつい余計なものを買ってしまいがちです。
例えば、「〇曜日はポイント2倍デー」だとしたら、なるべくその日に、そのお店に買い物にいきますよね。
本当に必要な物を買うのは問題ありませんが、ポイント2倍だからと言って、余計に買いものをすれば、お金を無駄にする行為です。
消費を増やそうとする、お店側の思惑に、まんまとはまっていることに気づいてください。
お店がなぜ?ポイントカードを作ったり、お得な日を作っているのか?
消費を増やすためです。
ポイントを利用して、顧客に還元することで、お店に足を運んでもらう回数が増えます。
お店に入ると、お菓子・ジャンクフード・ジュース・酒など、必要が無くても買う人がほとんどです。
そうやって、お店側は消費を促しているのです。
それでも、「自分だけは、ポイント2倍デーをうまく活用できている」と思っている人がいるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
ポイントが多い時に、多く買い物をすると、脳内では快楽物質が分泌されます。
カートに商品を入れると、幸せな気分になり、ドンドン、必要のないものまで買っているかもしれません。
他にも、期日付きのポイントがありますが、期日があると、もったいないので使いたいですよね?
そういう人間の心理を利用して、お金を使わせるようにしているのです。
多くの人が、ポイントを使って、効率的に買いものができているなら、お店や企業はポイント制度を作ると損をします。
しかし、損はしていません。
レシートで財布が丸い
ポイントカードをたくさん持っている人も、レシートで財布が丸まっているような人も、お金が逃げていきます。
なぜ財布にレシートを入れるのか?
恐らく、必要だと思うから、財布に入れているのでしょう。
そのレシートは、後で家計簿をつけるためなのでしょうか?
中には、仕事の経費精算のための、領収書を貯めている人もいるかもしれません。
どちらにしても、財布がパンパンになるほど、レシートを入れているというのは、数日もしくは数週間分を入れている可能性があります。
それだけの期間、レシートを貯めていても、家計簿や帳簿に記帳していないということは、お金に対しての意識が低いということです。
このような財布を人前で出すと、だらしない人間と思われても仕方ありません。
私の場合は、買い物をしたら、レシートはもらい、すぐに捨てることはありません。
ただし、財布に入れると、家に帰ったら財布をチェックすることは無いため、ズボンの右後ろのポケットに入れるようにしています。(ポケットが無ければ、上着のポケット・バックの手前のポケット)
レシートを帰宅して取り出しやすい所に、入れるようにしています。
家計簿は買い物したら、毎日つけています。
毎日つければ、苦に感じることもありません。
もし、家計簿を付けたいのに、それが苦手な方は、家計簿を丁寧に付けるのではなく、ざっくりとカテゴリー分けをしてみてください。
例えば、「食費と日用品」を同じ項目にするなどです。
家計簿はお金の動きを把握するのが目的で、丁寧に付けようとしても、それができなければ意味がありません。
カテゴリ―が少なければ、記入も楽で、見る時も楽になります。
それから、電卓で計算するのも面倒だと思う人は、スマートフォンのアプリを利用してもいいかもしれません。
アプリなら、全て自動計算なので、入力の手間が省けて、いつでも、家計簿をチェックすることができるので、お金に対する意識も身に付きます。
家計簿についてお悩みの方は、下記の記事を参考にしてみてください。
クレジットカード
ポイントカードと同じで、クレジットカードも複数持つ人は、お金が逃げていく傾向があります。
クレジットカードはなぜ複数いるのか?
ふつうは、1つのクレジットカードで事が足りますよね。
例えば、クレジットカードでお金を借りているような人は、複数のカードを持っています。
クレジットカードが多いと、財布がたくさんある様な感覚で、お金がどの財布で、いくら出費したのかが分からなくなってしまいます。
こうなると、お金の動きが把握できませんね。
また、クレジットカードについては、賛否両論あります。
「クレジットカードでお金を支払うと、お金を払う感覚がなくなり、余計に出費が増す」という声が多くあります。
そう感じる方は、クレジットカードを持つのは危険かもしれません。
しかし、現在はどんどん、世界各国でキャッシュレス化が進み、国内でも同じです。
スマホ決済があったり、インターネット通販などでは、クレジットカードでしか支払いができないケースもあります。
そのため、小銭や紙幣を払って、金銭感覚を身に付けるのではなく、別の方法で身に付けなければいけないんです。
家計簿をつけて把握する必要があります。
お金に好かれる財布
以前は、私は長財布を使っていました。
長財布を使うと、お札が曲がらないことで、お札に好かれると思っていました。
そして、なるべく高い財布が良いと。
だから、ブランド物の財布を使用していました。
しかし、令和はコンパクトな財布の時代です。
キャッシュレス化が進んでいるため、お金を取り出すことが少なくなりました。
財布に、「Suica(SUGOCA JR九州)・楽天カード兼Edy」を入れています。
これだけで、ほとんどのお店や交通機関への、支払いができます。
しかも、支払う時は、財布をかざすだけでOKなんです。
だから、小さな財布が良いんです。
中には、現金のみのお店もあるため、少しのお金を持ち歩いています。
実際の財布の中身は、これです。
- SUGOCAカード
- 楽天カード
- 運転免許証
- 現金
これだけで、生活に困ることはありません。
お店に行くと、ポイントカードを勝手に作られることもありますが、その場合はすぐに捨てます。
やはり、ポイントを気にすると、出費が増えるからです。
もう一つ、財布とは別に、キャッシュカードなどを入れたポーチもあります。
こちらには、数枚のお札・ETCカード・マイナンバーカード・キャッシュカードを入れています。
こちらはほとんど使用することはありませんが、ETCカードは車に乗る時に使用し、マイナンバーカードは役所に行った時に、キャッシュカードはお金を引き出す時です。
まとめておくことで、必要な時は、そのまま持っていくこともできます。
今はお金を引き出すことも少なくなりました。
通帳の中は、インターネットバンキングで定期的に確認しているので、手間も省けて、お金を正確に把握ができます。
お金に好かれる財布というのは、中身を把握しやすい、スッキリした財布です。
お金が逃げていくと感じる方は、ぜひ、財布の中身を軽くしてみてください。
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