スマートフォンは値段が高いですよね?
携帯ショップに行けば、10万円を超える機種が、多数並んでいます。
購入する際は分割支払いができるため、買う時の負担は少なくすみますが、結局は月々の料金に加算されるので、毎月の支払は高くなります。
そんな中でも、インターネット通販では、格安スマートフォンがたくさん販売されいます。
中には1万円を切る、スマートフォンも販売されていることもあります。
ただし、購入の際は注意が必要です!
インターネット通販で「SIMフリー(シムフリー)」のスマートフォンとして販売されていても、実は全てのキャリアが使えるわけではありません。
現在の大手4社のキャリアは下記の様になります。
・楽天
キャリアごとに、スマートフォンの電波周波数帯が違います。
気になるスマートフォンがあったら、自分が契約しているキャリアに対応しているかを、確認して購入してください。
周波数に付いて分かりやすくご説明します。
そして、インターネット通販でどこを確認して購入したらいいのかも、解説いたします。
電波と周波数帯
携帯電話で電話ができたり、インターネットが利用できるのは、電波を飛ばしたりキャッチしているからです。
電波というのは電磁波の一種です。
光や音、電気なども電波です。
電波が発生すると、エネルギーを離れた場所に伝えるために、振動が起ります。
振動の波のことを、周波数と言います。
1秒間に何回の波があるかをHz(ヘルツ)という単位で表します。
私たちの身の回りには、色々な電波が利用されています。
携帯電話で使っている周波数は?
携帯電話のにはいくつかの周波数があります。
高い周波数から、低い周波数があり、高い周波数は振動の回数が多いため、強いエネルギーを発しています。
高い周波数(2GHz、1.7GHzなど) …光に似ている
↕
低い周波数(800MHzなど)…音に似ている
電波のエネルギーが違うため、性質や特徴が違います。
高い周波数でエネルギーが強い方が、データをたくさん送ることが出来ます。
逆に、低い周波数だと、遠くまで電波が届きやすくなります。
4大キャリアの周波数帯
日本の4大キャリアと言えば、docomo・au・Softbank・楽天です。
docomo系列のアハモは、docomoと同じ電波を使っているので、同じ周波数帯になります。
au系列のポボ・UQモバイルはauの電波を使用しています。
Softbank系列のワイモバイルは、Softbankと同じ電波を使用しています。
楽天モバイルはこれまで、docomo回線・au回線を使用していましたが、2019年10月より、楽天回線を開始しています。詳しくは→こちら
下に、4大キャリアの「4G」周波帯を記しています。
近年はインターネット通信のデータ容量が拡大したことで、5Gが急速に普及してきていますが、現在、ほとんどのスマートフォンで使用している電波は、4Gになります。
スマホ買う―確認項目は?
新品・最新スマートフォンを購入するなら、Amazonがおすすめです。
中国製のスマホが格安で購入できます。
最初にスマートフォンが発売されてから、10年以上経過し、どこのメーカーも機能は大きく変わらなくなってきたので、安くても高機能のスマホが手に入るようになりました。
Amazonでは聞きなれない、中国製スマホが販売されていますが、買ったことがない人は、「不良品だったらどうしよう?」と不安に思う人も多いでしょう。
しかし、仮に不良品が届いても、返品が可能です。(着払い)
私はAmazonで、中国製のスマートフォンを6回購入しています。
価格は12,000円~20,000円ほどでした。
そのうちスマートフォン2台に不具合があり返品していますが、手続きは簡単で、しっかり、お金は返金されました。
Androidスマートフォンでしたが、使用感も悪くはありませんでした。
今まで購入したスマートフォンの機能は、どれも満足しています。
では、インターネット通販での注意点を今からご説明していきます。
2021年夏から「ベストセラー1位」の商品で、使用できるキャリアの確認をしていきます!
人気のスマートフォンの商品ページを例に、「対応周波帯」の表記をみてみましょう。
赤枠で囲んだ、4Gの項目を確認します。
B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28と記載されたとこがあります。
docomoのスマートフォンが使えるのかを、調べてみます。
docomoの周波数帯は、下記の通りです。
- バンド1
- バンド3
- バンド19/26
- バンド21
- バンド28
- バンド42
こちらのスマートフォンの「バンド1・3・28」が、docomoの周波数帯に、当てはまります。
したがって、docomoが使えるスマートフォンということになります。
購入注意のスマホ
SIMフリー docomo Galaxy A21 SC-42A
docomo製のギャラクシーですが、シムフリーとの表示があります。
商品説明にも「全てのネットワーク接続業者」と記載されています。
実はこのスマートフォンは、楽天キャリアの人は使えなかったのです。
購入者のレビューに、使えなかったという報告がありました。
こちらのスマートフォンの説明文の、どこを探しても、「周波数帯」について書かれていませんでした。
説明不足のスマートフォンの購入は、慎重になった方がいいでしょう。
別のスマートフォンの説明に、「無線通信会社-Softbank・Rakutenn・docomo」と、記載がありました。
このスマートフォンの説明に「周波数帯」の記載はありませんでしたが、使用できるキャリアが書いてあるので安心して購入できます。
商品説明に、「周波数帯」の記載がなかったら、Amazonの商品ページでは、質問ができるので、内容を確認してから購入すると買い物の失敗はないでしょう。
スマホの使用で犯罪ー技適マークとは?
インターネットで購入したスマートフォンを、普通に使用していただけなのに、罪に問われるケースもあります。
なぜ、そうなるのか?
電波を使うことに対して、法律が定められているからです。
ほとんどのスマートフォンの背面などに、「技適マーク」が表示されています。
日本の技適マークは、これです。
アメリカやEUにも、日本の「技適マーク」に相当するものがあります。
海外スマートフォンになると、日本の技適マークがついていないこともありますが、どれかの技適マークがついていれば、問題ありません。
技適マークをとは?
電波法に定めた技術基準に適合した「技術基準適合証明(技適)」の認証を取得した製品です。
技適は総務省の技術認証になります。
技適マークは、電波法で「説明書やパッケージに記載するだけでもよい 」とされているため、製品に見当たらないこともあります。