久しぶりに歯医者に行くと、大した治療をしていないのに、思ったより高い金額を請求されます。
しかし、2回目からは「思ったよりも安い」と感じませんか?
今回は歯医者の初回の診療代が高くなる理由の「初診料」と「歯科疾患管理料」について解説していきたいと思います。
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診療報酬の計算方法
1点につき10円になり、診療費の合計から負担分を差し引いたら、請求される金額になります。
下の写真は、歯医者の診療明細書になります。
●歯医者で行た内容
- 歯科矯正・ホワイトニングの相談
- 健診(虫歯のチェック)・結果は問題なし
- 歯石とり
初診料 | 261点 |
歯科疾患管理料(初診月) | 80点 |
歯周基本検査 | 200点 |
スケーリング | 72点 |
スケーリング 加算 | 38点 |
歯周基本治療処置 | 10点 |
機械的歯面清掃処置 | 70点 |
合計が883点になります。
金額にすると8,830円(883点×10)となります。
合計8,830円は3割負担なので、支払う金額は、2,650円(8,830×30%)になります。
3割負担だと、「初診料」は、「261点×10=2,610円」「2,610円×30%=783円」で、実際に支払う金額は、783円になります。
また、「歯科疾患管理費」も、3割負担で248円になります。
歯医者代2,650円に対し、「初診料・歯科疾患管理費」が1,031円なので、治療費以外の金額がとても高いことが分かります。
初診料とは?
初診料とは、一つの病気に対して、初めて受診した時にかかる費用のことです。
歯医者さんの場合は、3か月たってから来院すると、また初診料がかかります。
注意: ほとんどの歯医者は3か月たつと初診料がかかるが、歯医者によって初診の期間が異なる場合もある
初診料は、政府が決定しており、2年に1度見直しされます。
●初診料と再診料の違い
治療中は初診料ではなく、再診料が請求されますが、3か月たってしまうと、初診料が請求されます。
初診料は261点ですが、再診料は53点になります。詳しく
歯科疾患管理費とは?
「歯科疾患管理費」とは、治療や歯の状態に関する説明の料金です。
こちらも2年に1度見直されます。
現在の「初診料・歯科疾患管理費」は、2年で見直しされるため、数年前と歯医者さんの料金が違う場合もあります。詳しく
おすすめ歯ブラシ
虫歯にならないためには、歯ブラシ選びは重要です。
クリニカの歯ブラシは、ヘッドが超薄型で、奥歯までしっかり歯ブラシが届くんです。
奥歯の磨き残しを防止でき、小さなヘッドで細かく、歯の隅々を磨くことができるので、おすすめの歯ブラシです。
手でしっかり、歯磨きできれば一番なのですが丁寧に磨くには時間がかかります。
正しい磨き方は、歯ブラシを細かく振動するように動かさなければ、歯茎の隙間の歯垢を取り除けません。
しかし、丁寧に歯を磨くと時間がかかります。
それを解消してくれるのが、フィリップスの電動歯ブラシです。
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価格は安くはありませんが、歯医者に何度も通うよりも、時間とお金は節約できます。