車をピカピカに輝かせたい、キズや紫外線から守りたい、そんな風に考えることありますよね?
そこで、頼りになるのが、ワコーズの「バリアスコート」です!
テクノロジーが進化したことで、車の外装を長期間、美しさを保つことが可能となっています。
バリアスコートは、薄い膜を形成し、車のボディーをツヤツヤにしてくれます。
さらに、表面がツルツルになるので、汚れもつきにくくなります。
そして、バリアスコートは耐久性が高く、手入れも楽ちん!
車好きの間では、人気のコーティング剤です。
今回は、その「バリアスコート」について詳しく解説していきます。
カーコーティング剤「バリアスコート300ml」
ワコーズ VAC バリアスコート
評価 (5,746)
※ 評価はAmazonを参考にしています。
バリアスコートの詳細
- バリアスコートは、ワコーズ(和光ケミカル)が販売
- ガラス系コーティング剤
- 硬化系ではないが、しっかり長持ち
- 車のボディやパーツに塗布できる
- 汚れを落としたり、撥水効果がある
バリアスコートはスプレー式の洗浄・コーティング剤です。
マイクロファイバークロスが2枚付属されているので、これを買うだけで他にコーティングに必要なものはありません。
価格は4,000円を超えるため、高いと感じる方もいるかもしれません。
実は!私がそうでした(笑)
でも、今は安いと思っています!
その理由は3つ!
- 容量が多い
- 洗車時間を短縮できる
- 簡単にキレイになる
私は以前、カー用品の卸の会社で働いていました。
その頃は、毎日のように洗車をしていて、多くのメーカーの製品を試していました。
そして、様々な製品を使ってきたからこそ、バリアスコートが良いと感じています。
バリアスコートの使い方
- 洗車して、軽く水気を拭き取る
- バリアスコートを車にスプレーする
- スプレーして時間は置かない
- クロスで伸ばし広げる
- 使用後のクロスは、石けん等で洗って乾かす
バリアスコートQ&A
- 濡れたまま使えるのか?
- 濡れたまま使用可能ですが、洗車後軽く水はふき取った方が施工がしやすいです。
- 汚れ落とし効果はある?
- 洗浄成分が配合されているため、汚れが浮きやすくなり、ふき取るだけで簡単にキレイになります。
- 水垢汚れはとれるのか?
- バリアスコートをボディーに吹き付けると、汚れが簡単に落ちます。
水垢が濃い部分には、直接スプレーして、少し力を入れて拭いてください。
毎月洗車をしていれば、ほぼ取れない水垢はありません。
- 撥水効果はある?持続は?
- 撥水効果はあり、持続は最長6カ月。
- 硬化時間はあるのか?
- バリアスコートはガラス系コーティング剤ですが、硬化しません。
そのため、ガラス系コーティング剤に多い「1~2日、雨などに濡れないようにする」ということは必要としません。
施工後に濡れても問題はありません。
- 塗装に悪いのではないか?
- バリアスコートの旧タイプ(A141)に「石油ナフサ」が含まれていたことから、「塗装を溶かしてしまうのでは?」という噂がネット上に広がっていました。
実際のことろは旧タイプも、新タイプも塗装には全く問題はありません。
- 施工後に雨が降った場合は、コーティングが剥がれるのか?
- 『耐久性のあるコーティング剤なので、数時間後に雨が降っても影響は受けにくいです。
ただし、大雨や強い水圧がかかると、効果が低下する可能性はあるでしょう。』(※私的意見)
- バリアスコートの耐久性は?
- 説明書より『耐久性の高い保護層を実現。持続力は最長6ヶ月。
コーティング後のメンテナンスは、水洗いだけで光沢を保持できます。』
- 耐熱性はあるの?
- 使った人の感想で、『バイクや車のマフラーに使用しても問題なかった』との声があるため、耐熱温度は高い。
- 紫外線への対策できるの?
- 和光ケミカルの回答『紫外線を防ぐ効果はありません』
- 重ね塗りできるのか?効果は変わる?
- 『月1回の洗車で、毎回バリアスコートを施工してますが、耐久性があるので、施工の度に重ね塗りになっています。
重ね塗りをすると水垢などの汚れは、落ちやすいと思います。』(※私的意見)
- マット塗装にも使えるのか?
- マットにも使えますが、使用後はマットな質感が軽減します。
そして、マットはザラザラとした質感なので、通常の塗装よりは塗り伸ばすのが難しくなります。
- ワックスと併用はできるの?
- ワックスを使わなくてもバリアスコートだけで汚れは落ち、ツヤと撥水効果が出ます。
ただし、ワコーズの「シェイクワックス」を併用すると、さらに輝くとの声もあるようです。
- ヘッドライトの黄ばみを防げる?
- ヘッドライトのくすみ黄ばみは、素材のポリカーボネートが紫外線を吸収するため、バリアスコートでは防ぐことはできません。
ヘッドライトは微細なキズから劣化していきますので、洗車の際は優しく磨くことが大事。
軽度の黄ばみであれば「ハードコート復元キット」でクリアな見た目に戻すことが可能です。
- バイク・ヘルメット・自転車に使える?
- バイク・ヘルメット・自転車にも使用可能ですが、ヘルメットのシールドには使用不可。
- バリアスコートの成分は?
- ≪主な成分詳細≫
コーティング成分:ハイブリッドポリマー・高密着レジン
洗浄成分:高精製度ハイドロカーボン系洗浄剤・ポリマー・界面活性剤
- ゴム・内装・プラスチック・メッキには使えるの?
『金属・プラスチックなどの保護』と説明書に書かれているため、使用可能です。
使用者の感想で『メッキに使うと輝きが増す』との声があります。
『ゴムへの使用は、タイヤはタイヤ専用のものを使った方がいいですが、私はドアベルトモールにもバリアスコートを使っています。
塗布すると日焼けで、白くなった部分が一時的の黒に戻るので見た目が良くなります。
ドアベルトモールには洗車の度に、バリアスコートを付けていますが、劣化は感じられません。』(※私的意見)
- 内装にも使えるのか?
- プラスチックにもバリアスコートは使えるので、内装にも使用できますが、しっかり換気をする必要があります。
また、コーティングするため、塗布した部分に見た目が変わる可能性があります。
- 釣り竿などのカーボン素材には使える?
- 釣り竿・タモの柄にも使用可能です。
- 窓にも使える?
- バリアスコートは窓には使用できません。
- バリアスコートの旧品A141・現行品A142 の違いは?
- バリアスコートA141に比べ、A142は効果がさらにパワーアップしています。
従来のWハイブリッドポリマーに、高密着レジンをプラスしたことで、より施工が簡単になり、深みのあるツヤと光沢が増しています。
- バリアスコートに防錆の効果はある?
- バリアスコートは錆びの原因となるイオンデポジットを取り除いて、ボディーをコーティングするため、防錆効果があります。
- バリアスコートは何台分洗車可能?
- 本剤1本(300ml)とクロスファイバークロスが2枚入ってのセット入っています。
1本で、普通乗用車なら10台分施工可能!
- ミラーシールドに使えるのか?
- ミラーシールドの表面に傷があった場合、シールドとミラーコーティングの間にバリアスコートが入り込み、剥離させてしまう恐れがあるため、使えません。
- バリアスコートのムラの取り方は?
- バリアスコートを使用して、ムラができてしまった場合は、水で濡らしたクロスを硬く絞ってふき取ると、ムラを取り除くことができます。それでも取れない場合は、もう一度コーティング剤を付けて、コーティングの隙間を埋めましょう。
- バリアスコートのワックスの効果は?
- バリアスコートのワックス「クイックワックス W202」。全塗装色車対応の水アカ落とし兼用ワックスで、頑固な水アカや汚れ、虫の死骸などを除去し、光沢を出します。
ワックスも拭き取り易いので、作業が簡単に素早く出来ます!使用方法は、水洗い洗車後に、スポンジや布で塗り、拭きあげるだけの簡単作業。バリアスコート等を使用するとより一層効果的
- バリアスコートの剥がし方は?
- バリアスコートのコーティングを剥がしたい場合、コンパウンドを使用します。コンパウンドの種類は、水垢取り用を使用してください。
他にも、水垢とりができるカーシャンプーもありますが、こちらは数回の洗車が必要となるでしょう。また、コンパウンド入りのカーワックスで、バリアスコートのコーティングを剥がしながら、ワックスコーティングする方法もあります。
参考 ワコーズ
バリアスコートの裏ワザ
長持ちさせる
バリアスコートを長持ちさせるために、洗車後の車が濡れた状態で、塗り専用スポンジにスプレーして塗り広げます。
バリアスコートには界面活性剤が含まれているため、水によく馴染む特徴があります。
薄く伸ばした後は車の水滴を拭くように、ウエスで拭くだけ。
バリアスコートを薄く塗り広げられるため、経済的に使えます!
コーティングが薄くても、しっかりとボディーを覆っていれば、厚塗りも薄塗りも輝きは変わりません。
この使い方をすれば、高価なバリアスコートを長持ちさせることが可能に。
※初めてバリアスコートを使う際は、伸びが悪い場合もあります。その際には、2~3回スポンジにスプレーして塗り伸ばしてみて下さい。
参考 みんカラ「謎の職人」
虫取り
バリアスコートは汚れを浮かす力があるため、夏場に多い虫汚れも簡単に落とすことが可能。
走行中に付着した虫汚れは、虫専用の洗浄剤を使わなければ、中々汚れは落ちにくいんですが、バリアスコートをシュッとスプレーするだけで、簡単に汚れを落とすことができます。
プラスチックの日焼けの修復
車を新車で購入しても、数年経過してくるとプラスチック部分が日焼けの影響で、白っぽくなってきます。
バリアスコートをその部分に吹き付けると、一時的には黒色の深みを取り戻してくれます。
上の写真の〇で囲んだ部分の、色の違いが分かりますでしょうか?
少し、バリアスコートを付けてみると、色あせが無くなりました。
ただし、この効果は一時的なので、数日で元に戻ります。
大事な時に、バリアスコートで黒を復活させるのには良いかもしれません。
ワックスを除去できる
バリアスコートを使うと、ワックスの拭き残しも簡単に除去できます。
カーワックスは拭き残して数日経つと、固まって取れにくくなりますが、バリアスコートを使うとワックスも浮き上がらせ簡単に取り除くことができます。
上の写真では、ボンネットの上のプラスチック部分にワックスが付いていたのですが、バリアスコートでキレイに取ることができました。
私は洗車が雑で、ワイパーにもワックスを付けていました。(※わざと付けたわけではありません。)
白っぽくなってしまい、ウエスで拭いても取れなかったため、しばらく放置していたのですが、バリアスコートを使うと、ワイパーに付いたワックスも取ることができました。
ただし、ワイパーの質感がザラザラしているため、何度かバリアスコートを付けて拭いています。
バリアスコートのデメリット
価格が高い
バリアスコートの一番のデメリットと言えば、値段が高いことでしょう。
私も初めて買う時には、すごく迷いました。
でも、今は作業の手軽さと仕上がりの良さで、バリアスコートを手放すことができません。
私は一度、ガラス系コーティング剤の「3年間水洗いだけで良い」と謳った商品を購入したことがありましたが、施工後はキレイでも、1年持ちませんでした。
青空駐車場だったからかもしれませんが、1回のコーティングで済ませようとするよりも、細目にバリアスコートを使って洗車する方が、車をキレイに保てると思います。
施工にはスキルがいる
慣れた人がバリアスコートを使う分には、キレイにムラなく塗ることができますが、初めて洗車する人には少し難しいかもしれません。
バリアスコートを販売しているワコーズの製品は、整備現場で使用されるプロ向けのものが多くあります。
そのため、ワックスやコーティング剤を使ったことがない人が、いきなりバリアスコートを使うとムラが発生する可能性があります。
今は霧吹のように吹きかけるタイプのコーティング剤を使う人も多くいますが、このようなタイプに比べると、ちょっとしたコツが必要かもしれません。
ムラができないようにするには、素早く塗り広げて拭くことです!
トップコートができない
ガラス系コーティング剤を使用した後は、トップコート(オーバーコート)をすることがありますが、バリアスコートはガラス系コーティング剤でありながら、トップコートは出来ません。
ではなぜ、ガラス系コーティング剤を施工した後に、トップコートを施すのか?
理由は、イオンデポジットを防ぐためです。
※イオンデポジット…水道水や雨などの水分が蒸発して、不純物がボディに残る白いリング状のシミのこと。従来の有機質ワックス・ポリマーコーティングではイオンデポジットはほとんどできなかった。
ガラスコーティングは、キズや汚れを守るために施工されますが、無機質なので、同じ無機質の汚れであるイオンデポジットが付着しやすいという問題があります。
これ防ぐためには、トップコートを施行する必要がありますが、その前にはベースコート施行します。
そこで問題になるのが、バリアスコートがベースコートを溶かす可能性があるということ。
だから、バリアスコートにはトップコートができないのです。
しかし、洗車の度にバリアスコートを施工していれば、イオンデポジットができる前に、水垢を除去できます。
イオンデポジットを防ぐために、最低でも月に1度の洗車を行うようにしましょう。
バリアスコートの類似品プレクサスとは?
プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ
レビュー (2,065)
※ レビューはAmazonを参考にしています。
バリアスコートはとても良いコーティング剤ですが、価格が高いので代替えできるコーティング剤を探す人は多くいます。
以前は、「プレクサス」がドン・キホーテなどから安く販売されていたことで、使う人も多かったのですが、最近は品薄の状態が続き、価格が高騰!
以前の価格からすると6~9倍ほどに跳ね上がっているようです。※2024.3月時点
では、その効果はバリアスコートと比べると違いはあるのでしょうか?
使った人の感想は、『バリアスコートと効果は変わらないが、耐久性はバリアスコートの方が高い。』このような声が多くあります。※Amazon参照
耐久性が少し短い程度なら、私も安い「プレクサス」を使うかもしれませんね。
でも今では、「プレクサス」の方が値段が高くなっています。
類似品「ヴュープレクス」
VuPlex(ヴュープレクス)簡単コーティング剤
レビュー (35)
※ レビューはAmazonを参考にしています。
「プレクサス」の新たな類似品として、注目されているのが「ヴュープレクス」です。
こちらは、バリアスコートの代用というよりも「プレクサス」の替わりとして使う人が多いようです。
使い方はバリアスコートやプレクサスと同じですが、効果はプレクサスよりも劣ると言われています。
プレクサスやヴュープレクスの他にも、呉工業の「ルックス表面仕上げ剤」・シュアラスターの「ゼロフィニッシュ コーティング」がバリアスコートの代替品として使われています。
類似品「ルックス表面仕上げ剤」
KURE LOOX(ルックス) 330ml 表面仕上げ剤
レビュー (2,481)
※ レビューはAmazonを参考にしています。
呉工業が販売する「ルックス表面仕上げ剤」
バリアスコートやプレクサスと比較した人の声は以下の通りです。
- バリアスコートよりも艶がある
- 効果はプレクサスと変わらない
- ツルツルはプレクサス・しっとりはルックス
- プレクサスより拭き取りにくい
- 艶はプレクサスに劣る
- プレクサスよりは汚れが落ちない
- プレクサスより面倒だが艶は出る
- 濡れた状態で使えないのが面倒
※ Amazonより参照
類似品「ゼロフィニッシュ コーティング」
シュアラスター ゼロフィニッシュ コーティング
レビュー (3,115)
※ レビューはAmazonを参考にしています。
シュアラスターの「ゼロフィニッシュ コーティング」
この商品と比較した人の声の多くは、バリアスコートの方が評価が高いようです。
少数ですが、こちらが好きとの声もありました。
濡れた状態で使用できる点は、評価されていますが、耐久性・ツヤ・汚れの落ちやすさ・水はじきなどは、バリアスコートが高く評価されています。
バリアスコートとワックスの違い
バリアスコートとカーワックスとの大きな違いは施工と仕上がりです。
ワックスの方が施工には手間がかかり、仕上がりは人によってムラが生じることもあります。
カーワックスの施工
ワックスは固形で、施工の際には付属のスポンジを使い、車のボディーに薄く塗り広げます。
少し時間を置いて、ワックスを乾かしてから拭き取り。
私も以前は固形のワックスを使用していましたが、この作業はとても大変でした。
ワックスは白っぽい見た目をしているので、拭き残しがあれば、白い線が入ってしまうこともあります。
そのため、キレイに拭き上げなければいけません。
ワックス残りを防ぐために、力を入れて磨くことが必要なので、とても重労働。
しかし、バリアスコートの場合はワックスとは違い、洗車後濡れた状態でも施工が可能。
スプレー式で固形ではないため、簡単に塗り広げることができます。
ボディーを拭くだけで、コーティングが終了。
作業の手間と仕上がりでは、バリアスコートが断然楽です。
ただし、価格はバリアスコートが高いです。
カーワックスの特徴
- 洗車後に水を拭き取る
- 付属のスポンジで薄く塗る
- しばらくして拭き取る
- 車にツヤがでる
- 汚れが付きにくくなる
- 雨水をはじく
- 拭き残しがあれば目立つ
- 拭き残しを放置すると除去しにくい
カーワックスは固形(硬めのクリーム状)になっていて、専用のスポンジで車に薄く塗り伸ばして使います。
ワックスの表面が乾いてきたら、乾燥したタオルで拭き取ります。
車のボディーに薄い膜が張られることで、ツヤが出たり、黒い車は深い黒に仕上げることができたり、、雨や汚れを弾く効果もあります。
コンパウンドとは?
ワックスの種類によっては、含まれることがあるコンパウンドについて解説!
コンパウンドのクリームの中には小さな粒子が入っています。
塗布して表面を磨くことで、汚れを削り取ったり、凹凸を滑らかにする効果があります。
ただし、コンパウンドを使用してボディーを磨き過ぎると、塗装が剥がれることもあるのでご注意下さい!
コンパウンド入りワックスの特徴
コンパウンド入りワックスの良い点は、汚れを取ったり、車も小傷を消しながら、ボディーにコーティングができることです。
通常はキズ消し、汚れ落としを先に行ってから、ワックスをかけますが、その作業を1回でできるのがコンパウンド入りワックスなんです。
車は洗車をしていても、少しづつ汚れが溜まってきます。
白い車は汚れが残ると、黄ばんで見えたり、雨水によりグレーの縦線が入ったりします。
黒い車は表面に、ウォータースポット(ウロコ)と言われる模様が目立ちます。
ウォータスポットを放置すると、酸により塗装が剥がれることも。
コンパウンド入りのワックスを使うと、汚れを落としながら、表面を整えツヤを出し、汚れを付きにくくする効果があります。
コンパウンドが入っていないワックスを使用した場合は、定期的にコンパウンドで車の汚れを取り除かなければいけません。
その面倒な作業をしたくない方には、「コンパウンド入りワックス」がおすすめです。
バリアスコートにも汚れ落とし、キズを目立たなくする効果がありますが、価格はワックスの方が安いため、価格で選ぶなら「コンパウンド入りワックス」になります。
カーワックスの選び方
リンレイ コンパウンドWAX A-94
評価 (203)
※ 評価はAmazonを参考にしています。
車のワックスを選ぶ際は、車体の色に合わせたワックスを購入してください。
黒い車なら、黒専用。
シルバーなら、ホワイト・メタリックシルバーなどの表記されたものを使用します。
違うものを使用すると、車本来の輝きを出すことができない可能性があるので、購入前にしっかり確認してください。
リンレイの「コンパウンド入りワックス」なら、簡単に車をキレイにすることができます。
普通のワックスはクリームが硬いので、塗る時に力が必要になります。
また、拭き取る際もしっかり乾いていないと拭き取りにくく、拭き残りが生じやすいですが、その難点を克服したのが、「半練り」タイプのワックスです。
半練りなので簡単に塗り広げることができ、ワックスを塗って拭くという作業がなくなります。
塗り拭きを同時にできるのです。
薄く塗ることで、拭くという作業がありません。
水垢や小キズが取れて、車がキレイになります。
値段も安いのでおすすめ!
ただし、注意したいのが、「コンパウンド入りのワックス」には、キズ消し効果がありますが、キズが深ければ、消すことはできません。
逆に深い傷を消せるということは、塗装をそれだけ削って滑らかにしているとになるので、そこまでの効果があれば、ワックスかけるたびに、塗装が薄くなってしまいます。
ちょうどよく汚れやキズを消せるというのが、「コンパウンド入りワックス」なのです。
おすすめのコンパウンド
プロスタッフ コンパウンド
評価 (907)
※ 評価は楽天・Amazonを参考にしています。
車の小傷がひどい方は、こちらのコンパウンドがおすすめです。
浅いキズ、白い線などを消して、新品の様な輝きにすることが可能。
また、強力な水垢にも効果があります。
スポンジに液を付けて、軽く拭くだけで汚れが落ちます。
ただし、大きなキズを修復するには、「補修用 コンパウンド」が必要です。
補修用の場合は粒子が大きくなるため、塗装を削り、下地を出します。
再塗装するために使用されることがほとんどなので、安易に使うと車の見た目が損なわれる可能性があります。
説明書をしっかり読み込んで使用してください。
バリアスコートと霧吹きタイプの違い
コーティング剤の中には、手軽に施工できる霧吹き(スプレー)タイプがあります。
こちらはバリアスコート同様に、洗車後の濡れたボディーでも施工が可能です。
大きな違いは、洗浄成分が含まれているか否かです。
バリアスコートには、洗浄成分が含まれているため、汚れを落としながらコーティングができます。
霧吹きタイプのコーティング剤は、洗浄成分が含まれていないため、車のボディーが汚れていても、その上から膜をはります。
そのため、汚れが蓄積されていくという欠点があります。
霧吹きタイプのコーティング剤を使用する際は、ボディーが汚れている部分にはコンパウンドで取り除いてください。
おすすめ「霧吹タイプコーティング剤」
KURE(呉工業) LOOXレインコート
評価 (3,557)
※ 評価はAmazonを参考にしています。
霧吹き(スプレー)タイプのコーティング剤は、手軽にできる点が魅力です。
洗車後の濡れた車体でもスプレーをすることができて、拭くだけで完了します。
呉工業の「LOOXレインコート」は、ネットでも高評価です。
価格は高い方ですが、雨が降った後に他のコーティング剤とは比べ物にならないくらい、水垢が付きにくいのが特徴!
車のキレイが、長続きします。
私は「カー用品の卸の会社」に勤めていましたが、「LOOXレインコートは「使いやすく、キレイが持続する」と社内でも話題でした。
ただし、「LOOXレインコート」には汚れを落とす効果がないので、定期的にコンパウンドで汚れを落とす必要があります。
とはいっても、適度に洗車をしていれば、そこまで汚れが付くことはありません。
汚れが気になる時に、その箇所だけ軽くコンパウンドするだけですみます。
バリアスコートリキッド業務用
バリアスコートリキッド 業務用 ハードコーティング剤 W140
レビュー (57)
※ レビューはAmazonを参考にしています。
バリアスコートには、「リキッドタイプ」の業務用も販売されています。
こちらは通常のものよりもさらに値段が高くなりますが、コーティング後に定期的なメンテナンスを行うことで、長期間ボディを保護し、艶と疎水効果を発揮します。
※撥水と疎水の違い…撥水は水を弾き水滴がボールのようになりますが、疎水は水がボールのようにならず、流れ落ちるようなイメージ。
こちらのリキッドの成分は、高級自動車に使われる「シラン化合物」という成分を主として作られています。
空気に触れてガラス被膜を形成。
艶と疎水により、ウォータースポットができにくいのが特徴です。
購入者のレビューでも高い評価を得ています。
まとめ
「バリアスコート」は、車のボディやホイール、バイクやヘルメットなど、さまざまなものに使用できます。
洗浄やツヤ出し、そして汚れをつきにくくする効果があります。
さらに、施工もとても簡単ですので、手間をかけずにキレイな車やバイクを維持することができます。
洗車を細目にして、ぜひバリアスコートを使って美しい車やバイクをキープしましょう!