私は今お湯だけで頭を洗っていますが、全く頭皮・髪の毛はニオイがしません。
念の為に、人に確認してもらいましたが「ニオイがしない」と言われました。
以前は頭から、残念なことに獣臭がしていました。
今回は臭かった頭のニオイを、どうやって改善できたのか、実体験を元に詳しく解説していきます。
頭が臭い!加齢臭?
30歳(私は女性)を過ぎた頃から、頭のニオイが気になりだしました。
とうとう私も加齢臭がするようになったと思い、ショックでした。
恐らく、頭のニオイはかなり強い方だった、と今でも思っています。
頭がニオイだして、頭皮がベタベタするようになりました。
車のように密室だと、同乗者にも分かるほどのニオイでした。
どうにか、ニオイを無くすために、色々な事を行いました。
ドライシャンプー
ニオイを誤魔化すために、「ドライシャンプー」を試しました。
少し、頭はスッキリします。
多少のニオイは何とかなるような気はしますが、私の頭皮の脂はすごい量だったため、完璧にニオイを防ぐこと難しかったようです。
ウエットティッシュで拭く
ウエットティッシュで拭くと、頭皮のベタベタを多少、拭き取ることが出来ました。
1日に1回、髪を分けながら、頭皮全体を拭くようにしていました。
ただ、時間がかかるのが問題でした。
油分の取りすぎに注意
食べ物に含まれる、油分を摂りすぎないように注意しました。
これは、効果が大きくありました。
私はお菓子が好きで、よく食べていました。
お菓子は油分が多く含まれているため、頭皮のニオイに関係しているかもしれないと思ってから、減らすようにしたのです。
どうしても我慢できずに、食べると、次の日は必ず頭が臭くなっていました。
しっかり洗う・頭皮の保湿
頭がニオイだしてから、頭皮の脂が多く分泌されるため、洗浄力の強いシャンプー使って洗うようにしました。
しかし、これは逆効果でした。
余計に皮脂が分泌され、お風呂上がりでも、獣臭がしました…(家族に確認)
逆に、頭皮を保湿も試しましたが、保湿は少し効果がありました。
頭の脂性も、顔の脂性も、実は隠れ乾燥肌が原因の可能性があります。
肌が乾燥すると、毛穴から多めに油分を分泌し、脂性になることがあるのです。
私は脂性なのかと長年思っていましたが、実は隠れ乾燥肌だったのです。
無添加シャンプー
以前は、ハードスプレーで髪を、ガチガチに固めてセットしていました。
スプレーを取るために、シャンプーにとても時間がかかっていたのです。
お風呂で2〜3回シャンプーをするので、腕や首が毎日疲れていました。
会社勤めを辞め、自宅にいることが多くなり、髪に整髪料を付けなくなったことで、シャンプーの時間は短くなりました。
今までは髪に付いた汚れを取るのに必死でしたが、家に居るようになり、頭皮に優しいシャンプーを使った方が良いと考えるよになりました。
そこで、カウブランド無添加シャンプー(牛乳石けんの無添加シャンプー)を使ってみることにしました。
こちらは肌に影響がありそうな成分、「着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・アルコール」を入れていないシャンプーです。
以前のように、ヘアスプレーを大量に使っていたら、このシャンプーでは、物足りず使わなかったと思います。
使ってみると、すぐに良い効果が現れました。
頭の臭いが無くなったのです。
石けんで体を洗う
肌の健康を考えるようになり、ボディーソープをやめて、固形石けんで体を洗うようにしました。
すると、石けんの泡切れが良いことにビックリしました。
さらに、使い続けていると、よそでシャンプーやボディーソープなどを使った時に、肌に残る感覚がしました。
石けんだと、肌にヌルヌルは一切残りません。
泡切れも早く、洗い上がりがスッキリします。
しかし、シャンプーや、ボディーソープを肌につけると、長くすすいでも、ぬるぬる感が取れません。
体に残ったまま、お風呂を終えていると感じます。
実は、石けんは3日で自然分解出来ますが、シャンプーやボディソープなどに入っている、合成界面活性剤は自然分解に3ヶ月かかるのです。
ということは、1度ボディーソープを使うと、3ヶ月、体に残っているのかもしれないのです。
石けんシャンプー
無添加シャンプーをしばらく使っていましたが、石けんで体を洗う爽快感が凄かったため、頭も髪も石けんで洗ってみることにしました。
石けんシャンプーをして、1週間もしないうちに、一度は諦めました。
実は石けんシャンプーには、コツが必要になります。
失敗すると、お風呂からあがって、髪を乾かすとベタベタになってしまいます。
石けんでの髪の洗い方
石けんで髪を洗う時は、泡の立ち方が重要です。
シャンプーの場合は液体が少しだけで、とても泡立ち、その泡は消えることはありません。
しかし、石けんを使って洗っていると、しばらくして、泡が消えることがあります。
この場合は石けんの量が足りていませんので、1度流して、洗い直さなければいけません。
または、もう少し石けん多めに使って、髪を泡立ててください。
泡立てて、髪を長くワシャワシャしても、泡が消えなくなれば、石けんの量は足りていて、髪の汚れが落ちます。
泡が途中で消えると、汚れがしっかり取れないため、髪がベタベタになります。
石けんで洗った感想
石けんで洗うと、髪も体も泡切れが良く、スッキリします。
髪の場合は、水切れが良くなります。
そのため、早く髪が乾きます。
石けん悪い点
水切れ・泡切れが良い分、髪の油分やコーティングが無くなるため、濡れている時に、指通りが悪くなります。
お湯で石けんの泡を落とす際は、手首を左右に振りながら流すと、髪が引っ張られるため、細かく動かさない方が、スムーズに洗えます。
髪を拭く際は毛を傷ませないように、タオルでガシガシ拭かず、なるべく押すように拭く必要があります。
それから、石けんシャンプーはヘアカラーやパーマをした髪には使えません。
バージンヘア(傷んでいない髪)以外の人が、石けんシャンプーをすると、髪についた石けんはどんなに洗っても落ちません。
もし髪のベタベタが取れない時は、普通のシャンプーを使うと、ベタベタを取り除くことができます。
石けんでベタつき・対処法
石けんシャンプーをしても上手く洗えていないと、髪がベタベタになってしまいます。
何度も石けんでシャンプーしてもベタベタが消えないという方は、一度普通のシャンプーをしてください。
すると、髪がリセットされた状態に戻るので、ベタベタは解消されます。
石けんシャンプーは汚れがきちんと取れれば、スッキリと洗えるのですが、髪の傷みが強い人がすると、上手にシャンプーができないケースが多くあります。
石けんシャンプーを挑戦しようと思っている人は、カラーやパーマをしていないナチュラルヘアーの人がおすすめです。
石けん洗顔
私はメイクをする際、マスカラをしっかりつけています。
そのため、洗顔はクレンジングオイルで、メイク汚れを浮かしてから、洗顔フォームで洗っていました。
使用中の洗顔フォームを使い終わったのをきっかけに、顔も石けんで洗うことにしました。
マスカラはオイルで浮かせないと、取れないので、石けんで洗顔する場合も、クレンジングオイルは使用します。
その後、石けんで洗います。
やはり、石けんで洗うと顔もスッキリします。
今までは何とも思っていなかったのですが、あることに気づきました。
石けんで洗うと、洗ったあとの視界が良くなります。
以前は、洗い終わると視界が曇っていました。
しばらく時間が経つと、視界が普通に戻ります。
これが当たり前と思っていましたが、石けんで洗ってから、洗った直後から視界がクリアになりました。
これが本当に、汚れが落ちている状態だったのです。
石けんで全身
私だけでなく、夫にも石けんで全身洗うことを勧めました。
私自身が石けんで全身を洗うことに、とても満足していたからです。
最初は拒否されましたが、勧めたのには理由がありました。
今まで夫の体がクサイと思うことはなかったのですが、ある日突然夫がクサイと思ったのです。(夫40歳半ば)
原因は加齢臭!
ある時から急にニオイが発生しました。
私はしばらくは何も言わず我慢しましたが、どうしても耐えれなかったために、夫に加齢臭が出ていることを伝えました。
夫の加齢臭改善のために、石けんで洗うことを勧めたのです。
夫が石けんを使うようになってから、加齢臭が消えました。
体のニオイの原因は、年齢によるものは、多いかもしれませんが、シャンプーやボディーソープなどの合成界面活性剤が体に残ることも大きく影響している可能性があります。
湯シャン
1年ほど全身を石けんで洗っていましたが、1か月前から「湯シャン(お湯で流すだけ)」をするようになりました。
なぜ、湯シャンに変更したのか?
きっかけは、ストレスパーマです。
私はストレートパーマをかけて、パーマがすぐに取れないように、数日だけのつもりで、お湯で洗うことにしました。
石けんはアルカリ性なので、石けんで髪を洗うと、髪の表面のキューティクルが開きます。
パーマをかけると、1週間ほどキューティクルが開いた状態になります。
その状態で石けんで髪を洗うと、痛みを加速し、パーマの持続も悪くなる可能性があります。
そのため、湯シャンをするようにしました。
初めて湯シャンを試みたため、頭が臭くなるかもしれないと思いましたが、ニオイは気になりませんでした。
今も1ヶ月以上続けていますが、髪がベタベタ付いたり、臭う事はありません。(家族に確認)
石けんで洗うと、全ての油分が取れてしまうので、髪を乾かす前にオイルトリートメントをつけていました。
湯シャンだと、自分から出た油分で髪がコーティングされているので、キシキシすることもありません。
さらに、ベタつき、ニオイ気になりません。
湯シャンはお風呂の時間も短くすむので、良い事づくしでした。
今は体と顔は石けんで洗い、頭は湯シャンをしています。
もしかすると、体や顔もお湯だけでいいのかもしれませんが、それはまだキッカケがないので、実行する勇気がありません。
湯シャンの向き・不向き
湯シャンはヘアスプレーやワックスなどの、整髪料を付けている方には不向きです。
お湯だけでは、汚れが落ちないからです。
髪に何もつけてない場合は、湯シャンだけで、頭をスッキリ洗うことが出来ます。
そして、最もおすすめしたいのは、アレルギー体質の方です。
シャンプーやボディーソープなどには、合成界面活性剤入っており、体に付着しても簡単に洗い流すことが出来ません。
これらが、アレルギーの原因となっている可能性があります。
髪に整髪料を付けている方は、出来る限り、整髪料をたくさん付けずにすむ髪型にすることも、一つの手だと私は思います。
私の場合はくせ毛が強いため、以前は髪型を整えるために、大量のスプレーをしていました。
今はストレートパーマをかけ、何もつけず自然な髪でいます。