日本の交通事故の状況を知っていますか?
テレビでは「高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違い」による事故のニュースが報道されますが、実は毎年、交通事故による死亡者は減少傾向なんです。
ただし、病気などによる体調急変の事故の件数は、「横ばい・微増」しています。
病気や体調急変の交通事故は、他人事ではありません。
自分が事故を起こすかもしれませんし、巻き込まれる可能性もあります。
今回は、事故の推移と対策についてご紹介します。
交通事故の状況
※交通事故戦争とは、戦争時のよに交通事故での死亡者が多かったことから、その名がつけられています。
交通事故による死亡者数は、平成4年(1992年)から、どんどん減少しています。
令和2年の交通事故による死亡者数は2,839名で、一番死亡者数が多かった、昭和45年からすると1/5に減少しています。
交通事故による死亡者は減少していても、病気などによる体調の急変での事故は、増加傾向にあります。
最近は「自動ブレーキ」「踏み間違い防止」などの機能が標準化された車も多くなってきましたが、体調による事故は防ぐことができていません。
発作・病気の種類
車を運転中に事故を起こした、運転手の病気は?
- 心臓疾患
- 脳疾患
- 大動脈解離
病気による事故の原因のほとんどが、心臓・脳・血管系の病気になっています。
運転者の疾患での死亡事故の場合も、心臓・脳・血管などの病気が原因のようです。
体の不調を感じたら…
体に不調を感じたら、車の運転はしてはいけませんが、判断が付きにくい症状もあると思います。
前兆のようなものがあれば、判断しやすいかもしれません。
◎心臓疾患「心筋梗塞」の前兆
- 胸痛、胸の圧迫やしめつけ感
- 胸焼け
- 腕・肩・歯・あごの痛み
- 痛みが数分程度で治まる
- 胸痛などの症状を繰り返す
- 階段や坂道を上る時に症状を起こしやすい
このような症状があれば、早めに病院を受診してください。
詳しく→こちら
◎脳疾患「くも膜下出血」の前兆
- 激しい頭痛
- 意識障害
- 嘔吐
くも膜下出血が起きた場合は、突然の持続的な頭痛やバットで殴られたような頭の痛みや、嘔吐してしまうなどの症状あると言われています。
中には、自覚症状が無かったり、そのまま意識障害を起こすケースもある様なので、簡単に防ぐことは難しいのかもしれませんが、いつもと違う感覚を運転中に感じたら、一旦車を端に寄せて、様子を診てから運転した方がいいかもしれません。
持病があったり、家族に「血管や脳」に病歴がある場合は、自分にも病気の可能性があるかもしれないという意識をもって、過ごした方がいでしょう。
詳しく→こちら
◎血管の症状「大動脈瘤」の前兆
「大動脈瘤」とは、血管にできたコブが破裂してしまうことで、破裂するまでは、血液は問題なく流れているため、前兆のようなものを感じません。
血管のコブが破裂した場合、お腹や腰付近に強烈な痛みを感じますが、高齢者の中には痛みを我慢できる場合もあるようです。
「大動脈瘤」と似た「大動脈解離」という病気もあります。
血管の中の壁に亀裂が入り、血管の外側の層に血液が流れ、「引き裂かれるような痛み」激痛が走ります。
さらに、外の血管まで破れると、大量出血を起こし、危険な状態になります。
詳しく → こちら
これらの病気も、いきなり痛みを感じることが多いので、防ぐことは難しいかもしれませんが、少しでもいつもと違う違和感を感じたら、車を端によせるようにしましょう。
突然の発作は危険
私も激痛の発作を、経験したことがあります。
帯状疱疹の発作ですが、叫んだり、暴れるほどの強烈な痛みでした。
もし、これが運転中に急な発作が起きれば、車を端によけるなど、冷静な判断ができる気がしません。
ブレーキも踏めない可能性があります。
私の場合は強い痛みの前に、少しチクっとしていたので、発作が起きるかもしれないというのが分かっていました。
でも、そのチクっから、すぐに激痛の発作が起きていたので、車の運転は難しいと考え、控えていました。今は治ったため、運転しています。
心臓・脳・血管系の病気も、恐らく、さらに激しい痛みを伴うものだと思います。
異変をどう感じればいいか、判断は難しいかもしれませんが、いつもと違うと感じたら、車を一旦端によせるということを皆さんが、しなければならないのではないでしょうか?
異常時対応システム
現在多くのバスが採用を始めている「ドライバー異常時対応システムEDSS」というものがあります。
こちらは、ドライバーや乗客が、ボタンを押すと異常事態の車が、周りの車に「警告」を発しながら、停車するシステムです。
テレビでも、バスやトラックの大型車の事故のニュースが報道されました。
バスの場合は乗客がいるため事故を起こせば、大きな被害を起こす恐れがあり、トラックも車体が大きいため、周囲への大きな被害を与えかねません。
大型車の「EDSS」の導入が進んでいますが、一般車にも早く普及が進むことを願います。
体調変化を知るグッズ
体調管理に、スマートウォッチの活用をおすすめします。
スマートウォッチでは「心拍数、血中酸素濃度、心電図、血圧、体温」などを計ることができ、スマートフォンと連携すれば、体調の変化も可視化できます。
その他にも、着信・メールなどの通知お知らせ機能もあるので、日常で使うと、生活がより豊かになります。