金属アレルギーを発症する原因には、実は…私たちがいつも食べている食べ物が原因となる場合があります。
今回は「アレルギーとはどんなものか?どうして起きるのか」を分かりやすく説明し、金属アレルギーの原因となる食べ物など、詳しく解説していきます。
アレルギーとは?
アレルギーとは、私たちの体の中にある「免疫」が過剰に反応してしまうことをいいます。
「免疫」は細菌やウイルスが体に侵入すると、体を守るために戦うのですが、アレルギーの場合は、その免疫が過剰に反応し、侵入してきた異物を攻撃する時に、体までも傷つけます。
抗体とは?
アレルギーが起る原因は、体の中にアレルギー物質が侵入すると、異物を除去するために、免疫が反応するためです。
その時の抗体を作るのですが、抗体は異物とくっついて、体から排出する働きをします。
スズメバチに2回刺されると危険とよく言いますが、蜂に刺される前は、「蜂に対しての抗体」を持っていませんが、1回刺されると、「蜂の抗体」が出来ます。
そして、刺されて2回目にはすでに「蜂の抗体」があり、「蜂毒」を除去するのと同時に、免疫が過剰に働き、ショック状態を引き起こすのです。
金属アレルギーの原因
金属アレルギーの原因は、当然金属になるのですが、歯の治療で使う「銀歯」が原因となることがあります。
しかし、金属とは関係のないような食べ物で金属アレルギーを起こすこともあります。
その原因となる食べ物は?
- コーヒー
- チョコレート
- 香辛料
- オートミール
- 大豆
- ココア
- ナッツ類など
これらの食べのもが、原因となる場合があります。
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「ニッケル・コバルト・クロム」を含む食品 → こちら
アレルギーを起こす金属
皮膚に触れただけでは、金属アレルギーを起こすことはありませんが、汗などの影響で金属が溶けだすと、金属イオンが体内に侵入します。
そして、皮膚のタンパク質と結合し、体が異物とみなすため、アレルギー反応を起こすのです。
夏は特に、汗をかきやすいので、金属がイオン化しやすく、症状が強く出る傾向があります。
イオンが起きやすい金属は、体の中に侵入しやすいため、アレルギーを起こしやすいのですが、その金属に対してアレルギーがあるのかは、検査で調べることができす。
イオン化しやすい金属の順番は、以下の通りです。
- 水銀
- ニッケル
- コバルト
- スズ
- パラジウム
- クロム
- 亜鉛
- 銅
- 銀
- プラチナ
- 金
- チタン
金属アレルギーの検査
金属アレルギーがあるか調べるなら、皮膚科で検査ができます。
どの「金属のアレルギー」なのかを調べれるので、これから何に気を付ければいいか知れます。
アレルギーが起きにくい金属
- 金
- プラチナ
- シルバー
- チタン
- ジルコニウム
- タンタル
一般的に、「貴金属」と言われる、高価な金属はアレルギーが起きにくいと言われています。
ただし、金・プラチナ・シルバーは、純度100%でアクセサリーを作ることは無く、他の金属と混ぜて成形しています。
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18Kには「イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールド」などがあり、それぞれに金以外の金属が含まれます。
銀・銅・パラジウム・インジウムなどが含まれています。