2022.1.30日にこんなニュースが世間を騒がせました。「高校生と接触時、警察官は手に警棒を持っていた 持ち手は調査中 眼球破裂で生徒失明」
警察官の警棒で、高校生を失明させてしまったという事件です。
警察24時(テレビ東京放送)などでも、警察官が持ている所をよく見ます。
でも、警察官と接することが少ない普通の人にとっては、警棒がどんなものか分かりませんよね?
個人的な感想としては、「あんな短い棒で何ができるんだろう?」そんな印象でした。
今回は、素人でも分かりやすく、警棒がどんなものかご紹介したいと思います。
警棒とは
警察官が持っている警棒は、「特殊警棒」といって、棒の長さが伸縮するのが特徴です。
昔は、警棒ではなく、木刀を警察官は持っていました。
他にも、「トンファー」型の警棒もあります。
警棒は殺傷能力の低い、護身用の武器ですが、使い方によっては人を死傷させることもあります。
警察官が警棒を持つ理由
警察官や警備員が警棒を持つ目的は、防衛のためです。
犯罪者を傷つけるためではなく、自分の身を守るためなので、その行為が過剰にならないように、攻撃する際は、首から下を、叩くようにして相手を攻撃します。
相手に与えるダメージは必要最低限とされています。
警察官の警棒の素材
警察官が持つ警棒はアルミ合金製で、伸縮式・鍔付き・グリップが効いていて滑りにくい作りになっています。
また、持ち手側に、窓を割て突入できるように、「ガラスクラッシャー」が取りつけら手ているも存在します。
一般人の警棒の所持
一般の人が警棒を所持することに、法的な規則はありませんが、場合によって「軽犯罪法違反」になる可能性もあるので、注意が必要です。
また、車に木刀を積んでいる人がたまにいますが、正当な理由がなく積んでいた場合は、検察庁に書類送検される可能性があります。
その場合「軽犯罪法違反」となりますが、犯罪としては軽く、普通は処罰はされません。
ただし、何らかの問題があった場合は、起訴され、罰金刑もしくは懲役刑となります。
警察ではなく、警備員が警棒を持っているケースもありますが、正当防衛・緊急避難時以外は、所持することを禁止されています。
施設警備・現金輸送・身辺警護などの場合、携帯が許されますが、交通誘導の場合は、所持するのは禁止となります。
BB弾・エアーガンの所持
警棒や木刀の所持についてお話しましたが、さらに深堀!
エアーガン(エアガン)の所持はどなるのでしょうか?
※一般的に言われているエアーガンは、おもちゃの事で正式名称はエアソフトガンといいますが、英語圏では、エアガンは殺傷能力のある空気銃です。ここで説明しているのは、おもちゃのエアーガンの事です。
実は私、若いころに、エアーガンを購入することを検討したことがありました。
趣味のためではなく、防衛のためです。
結局購入しなかったため、所持することはありませんでしたが、実際の所はどうなのか?
エアーガンも警棒や木刀のケースと同じで、正当な理由がない場合は、「軽犯罪法違反」何る可能性があります。
銃刀法・軽犯罪法
警棒・木刀・エアーガンの所持は軽犯罪法の違反になるかを問われますが、刃物や殺傷能力の高い銃などを所持していた場合は、銃刀法で裁かれます。
まとめ
警棒は護身のためのものです。
警察が警棒を持っているのは、素手で叩いたり、殴ったりするよりも、硬いので相手にダメージを与えることができるからで、その他にも、刃物を振り回されたときに、かわすために使用されます。
そして、突入するために、窓を打ち破ることができる、警棒もあります。
防犯おすすつことを
警棒は防衛のためには、便利ですが、不慣れな人が使うと危険も伴います。
防犯のために持つなら、防犯ブザー一番です。
コンパクトで持ち運びが便利なので、力が弱い女性に持つことをおすすめします。
見た目がキュートなので、防犯ブザーのように見えません。
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