通れないはずの道路に、「自転車や歩行者」がいるというニュースを、よく見るようになりました。
私は最近、「自転車が通れない」と思っていた道路で、自転車を見かけました。
その道路は福岡県と佐賀県をまたぐ道路で、交通量も多く、信号もありません。
片側一車線なので、「自転車や歩行者」は通っていけないと思ていましたが…
実際のところは下記で説明します。
では、どんな道路が、「自転車や歩行者」が通れないのか解説していきます。
人の通行禁止になる「標識」
下の標識があるところでは、「自転車や歩行者」は通れません。
誤って侵入し、事故に合わないためには、標識を覚えておくといいでしょう。
「歩行者通行止め」標識があれば、この先歩行者が、通行してはいけない道になります。
「自転車通行止め」標識があった場合、この先、自転車が通ることが出来ません。
「自動車専用」標識があった場合、この先の道は自動車や、普通自動二輪車(排気量125cc超え)が通行でき、自転車や歩行者、原付バイクは通行できません。
詳しくは →こちら
「車・バイク・人」通行禁止の標識
「通行止め」標識は、車やバイクだけでなく、歩行者や自転車も通行することが出来ません。
車が通れない道路
「車両通行止め」標識があると、車は通ることが出来ません。
歩行者専用道路などに、設置してあります。
※自転車は車両に含まれるため、通行できません。
「車両進入禁止」標識がある場合、標識がある方向から、車の侵入が出来ません。
「車両通行止め」と「車両通行禁止」標識の違いは → こちら
「自転車専用」標識がある場合、自転車のみが通行できます。
「自転車専用道路」と歩道が分けられた道に設置してあります。
「自転車及び歩行者専用」標識 は、自転車と歩行者が通ることが出来る道になります。
「歩行者用道路(歩行者専用)」とは、歩行者の安全を守るために、専用とする道路です。
近くに、学校がる道路では、安全のために、時間帯での車両の通行を禁止している場合があります。
「自転車以外の車通行止め」標識は、自転車以外の車両は、通行できないという意味です。
歩行者や、車いすなどは通行が出来ます。
「二輪の自動車・原動機付自転車通行止め」標識があるとは、バイクが通行できません。
危険な道路(佐賀・福岡)
高速道路や有料道路は当然のことですが、「自転車や歩行者」が通ってはいけませんが、「自転車や歩行者」が通ていいのか、分かりにくい道路があります。
福岡県と佐賀県をまたぐ道路「愛称:かもめロード (正式:二丈浜玉道路)」です。
何度か自転車が通っているところを確認されていますが、「自転車や歩行者」が通るのは危険な道路です。
かもめロードは、片側一車線道路で、途中には信号もなく、狭い道路が長く続きます。
その間には、トンネルも複数あり、「自転車や歩行者」が通れるとは思えない道です。
上の写真で、赤丸をしているのが、「自転車の通行人」です、自転車が居た場合は、抜き去る時に、反対車線にはみ出さなければ、通るのが難しそうです。
しかし、この道路は交通量が多いため、反対車線からもどんどん車が来ます。
自転車を抜けなかった場合、渋滞が続いてしまいます。
かもめロード(福岡・佐賀)の自転車はOK?
狭くてカーブも多い危険な「かもめロード」は、「自転車・歩行者」の通行が可能だったのです。
佐賀県の「唐津警察署」と福岡県の「糸島警察署」に確認しましたが、通行できるとの回答でした。
私は電話をする前に、「かもめロード」の入り口の標識を確認しましたが、人の通行を禁止する標識は、確かにありませんでした。
佐賀県の方で、一部通れない箇所があったので、その部分をご紹介します。
佐賀県「浜玉」道路から「かもめロード」入口付近で、「自転車・歩行者」の通行禁止の標識があります。
車両のみの通行、という標識もあります。
下の写真のように、分かりやすく、「自転車・歩行者・原付バイク」の通行禁止の看板もあります。
現在「かもめロード」を「自転車・歩行者」は、交通ルール上、通ってよいことになっていますが、危険な道路ではあるので、改正される可能性もあります。
通過する際は、道路標識を確認するようにしましょう。
今回「かもめロード」の通行の件で、電話した際に「唐津警察署」の方にが言われていたこと…
”「自転車・歩行者」の通行は、危険なのでなるべく避けてほしい。”ということでした。