潔癖症で、運動不足の人は「偏平足」に要注意です。
まず、偏平足とは足の裏が平らになることです。
足の裏が平らになると、何がいけないのでしょうか?
足の裏には土踏まずがあり、土踏まずが浮いていることは、足のアーチがしっかりある、ということです。
足のアーチは、体全体を支える重要な役割をしています。
今回は偏平足の原因・足の構造・痛みや症状を和らげる方法についてご紹介します。
土踏まず(足のアーチ)が大事な理由
土踏まず(足のアーチ構造)が大事な理由は「橋」を思い浮かべると、よく分かるかもしれません。
アーチ構造は、色んな橋に使われています。
アーチがあるから、全体を強固に支えることが出来るのです。
人間の場合も一緒です。
足の裏は、体全体から考えると、とても小さい…
その小さな足で、人間の体を支えているのです。
アーチが無くなると生じる痛み
土踏まずがなくなり、足のアーチが無くなると、体をうまく支えることが出来なくなり、体のいたるところに痛みが生じます。
私の場合は、膝とアキレス腱に痛みが出ました。
最初の変化は、アキレス腱が突っ張ったようになったことです。
アキレス腱が突っ張るようになたので、ストレッチをするようにしましたが、以前のようには出来ず、ストレッチをすることで、痛みが出るようになりました。
それから1年後…
今は立ち上がる時に、膝が痛みます。
アキレス腱は、歩くたびに突っ張るような感覚があるため、どうしても、それをかばった歩き方になるので、歩幅が短くなり、不自然な歩き方になります。
手で触れると、膝は痛みはありませんが、アキレス腱の下かかと付近にに痛みがあります。
手で押さえると、痛みます。
アキレス腱の近くをぶつけると、通常とは違う、強い痛みを感じます。
ズーンと鈍い痛みが、しばらく続きます。
詳しくは → 偏平足について
二足歩行・四足歩行の違い
人の足は、かかとが地面についています。
しかし、四足歩行の、犬や馬のかかとは地面から浮いています。
人間は二足歩行になたっため、かかとが地面に付くようになったと考えられています。
四足歩行の動物は、足が四つあるため、安定感があります。
二足歩行で、体を安定させるには、かかとが重要な役割を果たします。
かかとがあり、足の指が広がっていることで、安定して体を支えることが出来るのです。
はだしの重要性
記事の書き出しに「潔癖症、運動不足の人は偏平足に注意」とかきましたが、その理由は潔癖症に人は、靴下を常に履いているからです。
靴下を履いていては、足の指の筋力が落ちてしまいます。
私は潔癖な所があり、床をはだしで歩くことが好きではありません。
床や、じゅうたんが自分の汗で汚れるのが嫌だからです。
そして、床に足が当たった時、ベタベタとなるのも、嫌いです。
そのため、どんな時も、靴下を履いていました。
靴下を履き続けた結果、足の指の筋力低下によって、偏平足気味になったのではないか、と考えています。
靴下を履いていると、何が困るのか?
まず、靴下を履いていると、滑りやすくなります。
そのため、足の裏全体を付けて歩くことになります。
靴下を履くと滑るため、足の指には力は入りません。
このような生活を続けることによって、筋力が低下し、偏平足になるのだと思います。
偏平足を改善させる方法
靴下を履かない
偏平足がひどくなると、痛みもひどくなり、改善させるのも難しくなりますが、偏平足がひどくないうちに、トレーニングをすることで、痛みが緩和されます。
まずは、家の中では、靴下を履かないことです。
裸足で歩くと、床をしっかり、足の指でとらえることが出来ます。
足の指があることで、滑らず、しっかりと歩くことが出来ます。
靴下を履いた時と、履いていない時、比べてみると足の指の使い方の違いがよく分かり、足の指が重要なことが理解できます。
つま先立ち
動物のほとんどが、かかとを付いていないことを考えると、人間もつま先立ちになった方が、体への負担が少ないのかもしれません。
ちなみに、カンガルーは動いている時につま先立ちですが、止まっている時はかかとも着地しています。
もしかすると、かかとは歩いたり、走ったりしている時は、地面に付かない方が、体への負担が少ないのかもしれません。
または、早く移動が出来るのかもしれません。
ただし、人間は二足歩行なので、安定感がなく、カンガルーのように早く、動くことが出来ませんね。
自転車等の二輪車は、早く進むと安定しますが、ゆっくり進むと、車体がふらふらします。
人間の歩くスピードは遅いので、かかとが地面に付いた方が、安定するのでしょう。
つま先立ちで足の負担減
私は意識して、つま先立ちをするようにしたところ、膝と、アキレス腱の痛みが軽減しました。
つま先で歩くと、アキレス腱への負担が減りました。
さらに、膝はほとんど痛みがなくなり、膝の痛みは、偏平足による、体の軸にずれが生じたためだと考えます。
それが、改善されたのです。
靴下を履いて、つま先立ちだと、滑るためうまく出来ませんが、裸足でつま先立ちだと、足の指全体を使います。
筋力も、回復してきている感覚があります。
偏平足改善グッズ
4枚入り 足用サポーター シリコン素材 メンズ レディース
足にアーチを作ってくれるため、負担が軽減できるサポーターです。
生地は厚めのストッキングのような素材なので、付けていても、暑さを感じることはありません。
アーチをサポートしている部分は、柔らかいシリコン素材で、足にペタッと張り付くので、ずれずに快適に使用できます。
ただし、位置は調整できます。
健康サンダル ダイエット スリッパ
ダイエットサンダルですが、足を鍛えることが出来るため、偏平足を予防改善できます。
このサンダルは、靴底が丸くなっているため、つま先歩きがしやすくなります。
プラスチック製なので、裸足で履いても、汚れたら、すぐに洗うことが出来ます。
足指広げる サポーター シリコン セパレーター
足の指が広がることで、立った時に、安定することが出来ます。
このサポーターで、足の指を開く訓練をすれば、自然に足の指が開き、体のバランスを保てるようになります。