あなたの歯茎は健康ですか?
歯磨きをすると出血をする…
食事中に噛むと違和感を感じる…
このような症状を感じながらも、体質だから仕方ないと放置しすると…
最悪の事態に!
そこで今回は、歯茎が弱いと感じる原因と予防法についてご紹介します。
歯磨きをしない人
歯磨きをするのは当たり前と思っている人が多いですが、中にはほとんど歯を磨かないという人もいます。
「虫歯にならない」から歯磨きをしない人もいるようですが、歯磨きは虫歯だけを予防しているのではありません。
歯茎の健康にも大きく関わっているのです。
歯磨きに関する調査で以下のことが分かりました。
- 1日1回は磨く95.3%
- 全く磨かない0.4%
- 時々歯を磨く0.7%
毎日歯を磨く人でも、1日に3回以上歯を磨く人は約3割
ちなみに、昭和44年では毎日は磨くする人は79.7%だったので、歯磨き習慣のある人は増加しています。
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歯茎が弱る原因
歯茎が弱くなる理由は2つ!
- 強い歯磨き
- 歯周病
歯茎のキズ
強く磨き過ぎると擦過傷といわれる歯茎の傷をつくったり、さらに歯茎が痩せるという状態にも陥ります。
歯の根元が露出すると、知覚過敏の原因にもなります。
そして、擦過傷ができると正しく歯磨きができなくなるため、歯垢が溜まりやすくなります。そのため、歯周病発症のリスクも高くなるんです。
ただし、歯茎に傷ができた場合は、炎症が治るまで2~3日は患部を磨かず、傷ついた歯茎が治るのを待つこと大事。
しっかり、歯茎が健康にもどってからブラッシングを行いましょう。
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歯周病
歯周病は歯垢の中の「歯周病菌」によって引き起こされる歯茎の炎症が起きる病気です。歯の周りの歯茎に炎症が起きて、症状が進行すると歯を支える骨まで溶けてしまうからとても恐い…。
歯と歯茎の境目に歯ブラシが行き届かないと、歯垢が残ったままになり炎症を起こします。
そして、歯周病は日本人の歯を失う原因の第1位!
日本人の歯周病者の割合は以下の通りです。
- 15~24歳…20%
- 25~34歳…30%
- 35~44歳…40%
- 45~54歳…50%
- 55歳以上…55~60%
問題なさそうな歯でも注意!
動画では、一見何の問題もなさそうな歯が???
一気に歯が無くなっていきます。
恐らく、歯周病の進行が少しづつ進むために、「まだいいか…」と放置した結果がコレだと思います。
20代でも息が臭い…
歯磨きを適切に行わないと、20代でも息が臭くなることもあります!
私が訪問販売をしていた頃、今までで嗅いだことが無いくらい「息が臭い人」に会ったことがあります。
その人は20代だったんです。
ほとんど歯を磨かない人も0.5%ほどいるので、恐らく歯を磨かない人だったのかもしれません。
歯磨きをしないと食べ物のカスが長時間挟まったままになってしまいます。
夏場は生ごみのニオイが気になると思いますが、特に肉が腐敗した時に放つニオイは強烈です。
口の中で肉が腐敗したと考えると、ニオイがものすごく強くなることを想像できるでしょう。
食べかすは時間が経つと歯垢に変わり、ネバネバとした白い物質に変わります。
歯垢の中には歯周病菌が潜んでいるため、くさ~いガスが発生!
そして、歯茎を炎症させて、腫れが生じるとともに膿もたまります。
これが強い悪臭を放つんです!
人気ユーチューバー
実はこの記事を書いたキッカケがあるんです。
あることを調べていたら、ユーチューブの動画が気になったので、それを観ました。
動画に衝撃!!!!
それが…
恐らく、そのユーチューバーの方は20代なのですが、「自分は歯を磨かない」とはっきりと言っていたんです。
「今までの通算1年も磨いていないと思う」といっていたんです。
その方は歯茎が弱いと言っていたんですが、恐らく歯周病なんだと思います…
「虫歯にならないから歯を磨かない」という人が世の中にいるようなのですが、虫歯にならなくても歯周病にはなります。
啓発のために、記事をかいたというわけです。
参考:東京国際クリニック・東京都大田区「野原歯科医院」・日本歯周病学会・大阪府「高槻クローバー歯科」