髪をブラッシングする時に、ブラシが途中で止まることはありませんか?
無理にブラシを進まると、抜け毛やキレ毛の原因になります。
今回は、ブラッシングの正しいやり方を解説していきます。
髪が絡みやすい人
髪が絡みやすい人は、「細い髪質」・「傷んだ髪」・「強いくせ毛」の人です。
このような髪の人は髪が絡みやすいので、普通にブラッシングをしようとすると、最期までスムーズにブラシを動かせず、途中でクっと止まってしまいます。
無理にブラッシングをすると、痛みを伴うだけでなく、キレ毛や抜けを起こします。
では、どのようにブラッシングをすればいいのか?
ブラッシングの仕方
髪が絡みにくい人や、スムーズにブラッシングできる人は、ブラシを髪に対し平行にして毛流れに沿ってブラッシングしましょう。
そうすると、髪の内側まできれいに毛流れを整えることができます。
髪が絡みやすい「細毛・傷み毛・くせ毛」の人は、ブラシを寝かせるように動かしてください。
上の写真のように、ブラシを寝せて毛流れに沿って動かすと、髪の下の層にブラシが届かなくなります。
ここがポイントで、髪の表面から少しづつとかすことで、無理にブラシを動かさないので、優しくブラッシングができるんです。
ブラシを寝かせた状態で、髪をとかすうちに自然に、髪の下の層にもブラシが届きます。
髪全体にブラシを寝せてた状態で、ブラッシングを数回行ったら、いつものようにブラシを髪と平行にして動かしてください。
すると、ブラシはスルスルと動きます。
ブラシを寝せて行うと、時間がかかるように思われるかもしれませんが、実は逆!
無理にブラシを平行にしたまま、強く動かそうとする方が、絡んだ髪をさらに絡ませてしまいます。
ブラシを寝せた状態で髪をとくと、髪を何層かに分けて、整えることができるんです。
例えば髪の層が、「3層」あったとします。
「毛先が表面の層にある1本の髪A」は髪をとく前の状態で、全体が「髪の表面の層」にいるわけではありません。
「中央の層」にいたり、「頭皮側の層」にいることもあります。
ブラシをはじめから、平行に動かすと、「髪A」は「頭皮側の層」と「中央の層」の髪と絡まってしまいますが、「表面の層」だけにブラシをあてるようにすれば、「髪A」は、「表面の層」の中でまっすぐにとかされます。
このように髪を層ごとに分けて整えることで、絡むことなくスムーズにブラッシングが行えるようになのです。
ヘアカラー・パーマ
ヘアカラーやパーマーをした後は、キューティクルが開くことで、ブラッシングの際に髪が絡みやすくなります。
キューティクルとは、髪の表面に存在するウロコ状のものです。
髪の表面が整っている場合は、髪同士が引っかかることは少ないのですが、キューティクルが開いた状態だと、どうしても髪同士が絡みやすくなります。
その場合のブラッシングは、ブラシを寝せた状態で行てください。
カラーやパーマを行た後の髪は、キューティクルが開いた状態なので、髪同士が絡みやすいだけでなく、髪もさらに傷みやすい時期です。
だからこそ、丁寧なブラッシングが大事!
カラーやパーマ後は約2週間ほどで、開いたキューティクルが閉じるので、それまではブラシを寝せた状態で髪をといてください。
カラー・パーマ後の髪 カラーやパーマは髪の形を変えたり、色を入れるため、髪をアルカリ性に傾けます。 すると、髪のキューティクルが開くので、カラーやパーマの薬剤を髪の中に浸透させることができます。 髪は元々弱酸性です。 カラーやパーマ後は約2週間ほどで元の弱酸性に戻り、開いたキューティクルも閉じていきます。 →詳しく
ツヤ出しヘアブラシ
髪全体の毛流れを整えることは、髪にツヤを与えてくれます。
逆に、髪の流れがバラバラだと、光をまっすぐ反射しないので、ツヤのある髪にはならないんですん。
正しいブラッシングを行うことで、美髪を作ることができますが、上手にブラッシングができない方にはおすすめのヘアブラシがあります。
最近人気のヘアブラシの「タングルティーザー ザ」は、絡みやすい髪の毛を負担なく、整えてくれます。
その秘密は、ブラシの一本一本の長さと、柔らかさ!
長さが違うブラシがあることで、髪を上の層からブラッシングで整え、髪全体の毛流れを優しく整えてくれます。
そして、ブラシの全体が柔らかく弾力があるので、無理に髪を引っ張らないんです。
また、持ちやすい構造と、コンパクトなデザインで、ポーチに入れて持ち運ぶこともできるのでいつでも、髪をキレイに整えることができます。
こちらも人気が高いヘアブラシです。
埋め込まれたブラシの本数が多いため、普通のブラシよりも髪を細かく整えてくれます。
一か所の埋め込み部分から、4本のブラシが出ており、長さが違うブラシが無理なく毛を整えてくれます。
≪参考文献≫
髪って酸性?・アルカリ性?「LebeL」