ドライヤーにどれくらいの時間がかかっていますか?
自然乾燥の方もいるかもしれませんが、ドライヤーをしないと次の日朝、ヘアセットが上手くいかなくなるため、お風呂の後のドライヤーはとても重要なんです。
髪を乾かす必要性
- 頭皮を清潔に保てる
- 髪の傷みを防ぐ
- 髪のセットを楽にする
◉頭皮を清潔に保てる
長い時間髪が湿ったままでは、雑菌が繁殖しやすくなるため、頭皮のニオイや炎症を起こす原因となります。
もともと頭皮には、害の少ない雑菌などが棲息しています。
シャンプー後は雑菌は減少しますが、体温と湿気によって、細菌や雑菌が繁殖しやすい環境ができます。
そのため、髪を乾をかさないでいると、通常より多くの細菌や雑菌が繁殖することになるのです。
◉髪の痛みを防ぐ
髪は濡れている時が、一番ダメージを受けます。
濡れていると髪の保護機能を持つ、キューティクルが開き、その状態で就寝してしまうと、濡れた髪が、枕やタオルとすれ、髪にダメージを与えるのです。
きれいな髪を保つために、就寝前には必ず、髪を乾かすようにしましょう。
◉ヘアセットを楽にする
ドライヤーをせずに自然乾燥をしてしまうと、「髪がバサバサ・ボリュームがですぎる・髪がペタっと張り付く」などで、次の日のセットが難しくなります。
濡れたたま就寝すると、髪にクセが付きやすくなりますが、そう感じる人も多いでしょう。
髪の形のキープは、「熱を加えて冷える時」と「水分が蒸発する時」に起こります。
特に「濡れた髪が乾く時」が、一番癖が付きやすくなるため、お風呂上りのブローから、次の日のヘアセットは始まっています。
「水分が蒸発して固まった髪型」を「ストレート ヘアアイロン」や「コテ(カール ヘアアイロン)」で熱を加えても、思い通りの髪にセットすることはできません。
軽く髪を濡らしても、髪は元には戻らないので、セットする際はもう一度、しっかり濡らす必要が出てきます。
朝のヘアセットを楽にするには、お風呂上りのブローが最も大事なのです。
おすすめ記事 ・髪をブローする理由やメリット クレイツアイロン ・【美容師が教える】正しいブローの仕方 ララマガジン
ドライヤーの平均温度
ドライヤーの平均温度は100~120℃です。
温度が高いドライヤーでは、140℃になるタイプもあります。
ドライヤーの距離が髪から近いほど、髪の温度は高くなり、乾いてくると、高温の風が髪に大きく影響するため、ダメージを受けやすくなります。
濡れている髪では、ドライヤーが近くても、あまり問題はありません。
髪とドライヤーの距離が約15㎝は、風の温度90~70℃です。
少し離してドライヤーをしても、同じ所に温風を当て続けると、熱いと感じますが、髪にも大きくダメージを受けます。
髪には感覚はありませんが、実は皮膚よりも繊細なのです。
ドライヤーで髪を乾かす時は、ドライヤーを左右に振ったり、移動させながら乾かすようにしましょう。
髪の正しい乾かし方
髪の乾かし方は大変重要です!
美容師さんでも分かっていない人が多くいます。
「ヘアセットは濡れた髪を乾かす時から始まっています。」これを頭に叩き込んでください。
ボリュームが出やすい人・癖が付きやすい人は、上の写真のように、ブラシを前髪の下に入れてはいけません。
前髪が浮いてしまったり、丸まってしまうからです。
この乾かし方ができるのは、髪が柔らかい人・癖がつきにくい人です。
ブラシを使うメリットもあります。
毛流れを整えることができるので、使う場合はしっかり、髪をブラシに食い込ませて、毛先に向けて動かしましょう。
ボリュームが出やすい人・癖が付きやすい人は、ブラシは髪の下から入れずに、上から入れるようにしましょう。
※ふんわりした前髪を作りたい方は、ブラシを下から入れる以外にも、ドライヤーの風を下から当てるようにしましょう。
写真の左はブラシを髪の下に入れて、乾かしています。
右の写真もブラシを使っていますが、髪が浮かないように、ブラシを髪の上から入れてします。
ブラシの入れ方も大切ですが、ドライヤーの仕方も重要です。
前髪を乾かす場合は、ブラシは髪の下から入れず、上から入れて毛流れを整えましょう。
手ぐしでも、髪をキレイに整えることができます。
髪を横に流したいときは、右の写真のように、流したい方に手を使い髪をよせ、一度温風を当て、ドライヤーの風を外します。
冷える時に髪は固まるので、熱を与えたり、冷やしたりしながら髪をセットします。
ただし、髪が濡れている状態だと、熱を与えて冷やしても、髪の形はキープされないため、髪型のイメージを意識しながら乾かしましょう。
髪を乾かす時はドライヤーを、髪の流れに沿わせるように風を当てます。
ドライヤーを下に向けて風を当てることで、毛の流れに沿って温風が当たります。
そうすることで、キューティクルが整い髪につやが生まれるのです。
髪が乾きにくい場合は、 左の写真のように、手で髪を左右に動かしながら、風が髪の奥にも届くようにしましょう。
くせ毛の人・ボリュームが出やすい人は、ドライヤーを当てながら、髪ををな出ながら乾かし、ボリュームを抑えましょう。
髪にボリュームが欲しい人は、ドライヤーを髪の根元を上に向けて風を当てます。
髪のボリュームや大まかなヘアデザインは、お風呂上りのブローが重要なので、ヘアセットが上手くいかない人は意識してブローしてみてください。
ブラシの使い方
ブローする際のブラシの入れ方は、髪の状態によって異なります。
通常のブラシの入れ方は、髪と平行になるようにします。
こうすることで、髪全体にしっかりブラシが入り、毛流れを整えることができます。
しかし、髪の痛みが激しい方・毛が細い方は、ブラシを平行に入れると、髪がひっかかり、キレ毛・脱毛の原因となります。
髪が絡まりやすい方の場合は、ブラシを寝せるようにして、毛流れに沿って動かしましょう。
こうすると、髪の下の層にはブラシが届かなくなるため、無理に毛を引っぱらなくなり、優しいブラッシングができます。
何度か寝せた状態でブラッシングを行い、少しづつブラシを立てて、下の層までブラシを行き届かせるようにしましょう。
ドライヤーのデメリット
ドライヤーで髪を乾かすことは、とても大切ですが、デメリットもあります。
髪の長い人は乾かす時間のに時間がかかり、ストレスになりますね。
また、ドライヤーの熱によって、髪を傷める場合もあります。
だからこそ、ドライヤーは短時間で終わらせることが重要なのです。
そのためには、風量がキーになります。
おすすめ記事 ・CREATE ION【美髪への第一歩】 ・美容師が教える正しいドライヤー ・意外と知らない!?ドライヤーのかけ方!
早く乾かす方法
髪が長く、毛量が多い人ほど、髪を乾かすのに時間がかかりますが、髪が傷んでいる人も、水分が蒸発しにくいため、乾かす時間が長くなります。
そのため、ドライヤーの風量はとても大事です。
実は風量が強いドライヤーは驚くほど、髪を乾かす時間が短縮できます。
私の場合は大風量のドライヤーに変えて、乾かす時間が20分から5分にまで、短縮できるようになりました。
大風量のドライヤーは少しお値段は高めですが、時間をお金に換算すると、その重要性が分かります。
例えば、毎日15分の時間を節約できたら、時給を1,000円で換算すると、250円の時間を取り戻すことができるのです。
おすすめドライヤー
ドライヤーのご購入を検討するなら、大風量で壊れにくい「テスコム」製品がおすすめです。
テスコムのドライヤーは日本でのシェア率NO.1なんです。
なんと、70%の人が利用しています。
だからこそ、おすすめできるドライヤー名です。
こちらの商品は驚くほどの大風量なので、髪をしっかり根元まで乾かすことができます。
風量は強いですが、風の調節もしやすい作りになっているため、ヘアセットにも使えます。
大風量のドライヤーと言えば、ダイソンをイメージする方も多いと思いますが、実はテスコムのドライヤーは風が強いのに、価格はダイソンよりも大幅に安いんです。
日本製だから、困った時はカスタマーサービスの対応があり、安心して使用することができますよ。
風量については、各メーカーが算出したデータがありますが、メーカーによって算出方法が違うため、他のメーカーとの風量との比較はできません。
しかし、こちらは自信をもって、大風量のドライヤーとおすすめできますよ。
テスコムのドライヤーは製品のリニューアルが多いため、新商品のご購入を検討される場合は、ホームページでご確認ください。→こちら