コーヒーが好きな人なら、1日に何杯かコーヒーを飲むという人も多いと思います。
朝起きて、目覚めのコーヒー…。仕事の合間にもう一杯…。という具合に、コーヒーを飲むことを習慣化している人も多いでしょう。
実はコーヒーに含まれる「カフェイン」には、脳を活性化して、「認知症を予防」する働きがあることが明らかになってきています。
今回は、コーヒーのカフェインについて、詳しく解説していきたいと思います。
カフェインの効果
コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があり、頭をスッキリさせて、集中力を高めるこうかがあります。
また、利尿作用があり、体内の老廃物を排出する効果もあります。
さらに、自律神経の働きを高め、運動能力をアップさせる効果もあります。
※ 妊婦さんや子どもにはカフェインが多い飲み物は飲まない方がよいといわれています。
カフェインが多い飲み物
カフェインが多い飲み物と言えば、コーヒーと、もう一つ、エナジードリンクというイメージを持っている人も多いと思いますが、意外にも、玉露が一番含有量が多い飲み物となっています。
※エナジードリンク・コーラは商品により、カフェイン含有量が異なる
※上の棒グラフと下の表に、多少の違いがありますが、計測方法などが関係しているかもしれません。参考のための数字として、捉えてください
コーヒーは100ml当たり、60mgのカフェインが含まれており、コーヒーカップ1杯150mlなら、約90mgのカフェイン量となります。
コーヒーと認知症リスク
コーヒーには、「認知症・パーキンソン病・うつ病・自殺を軽減する」との見解を示す学者が増えてきています。
コーヒーによる、毒性タンパク質の蓄積を防ぐ効果が、アルツハイマー症の発症を遅らせているとの研究結果があります。
認知症機能の低下が予防できる理由は、カフェインによるものとの見解が多いですが、お茶では、同じような結果がでなかったため、カフェイン以外にも、コーヒーに含まれる数多くの物質が作用し合っている可能性が高いようです。
コーヒーには、「カフェイン」と「コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)」が豊富に含まれていますが、それらの働きは全く違います。
「コーヒーポリフェノール」は血液中に比較的長くとどまり、様々な病気の原因なる活性酸素を除去し、細胞の炎症などを抑える効果があると言われています。
一方、「カフェイン」は、血液から、脳の組織へ入っていくことができます。
通常は、血液からは、脳に物質が入り込むのを制御されています。
それは、脳への有害物質の侵入を阻止する機能が働いているためです。
この仕組みを「血液脳関門」と言います。(薬剤などを血液に投与しても、基本的には脳組織には入らないようになっている)
カフェイン摂取後20~30分で血液に入り、血中の半減期は4時間ほどです。
カフェインをとって、それが脳内に入り、交感神経を活性化し、注意力・集中力を高めたり、気分が高揚、覚醒作用などの効果をもたらします。
コーヒー1日3杯
コーヒーの摂取が「認知症」などの予防効果があると言われていますが、摂取量はどのくらいが適切なのか?
欧州食品安全機関(EFSA)は2015年に、カフェインの1日の摂取量を以下のように定めています。
成人(18~65歳)…400mg以下
妊婦・授乳婦…200mg以下
小児(3~18歳)…3mg/kg以下
1回当たり摂取:成人200mg・小児3mg/kg
コーヒーカップ1杯150mlにカフェインが約90mg含まれていますので、1日に3~4杯ほどならコーヒーを飲んでも大丈夫ということになります。
ただし、加齢とともに、カフェインの代謝は低下するため、中年以上の方は特に、夕方以降のコーヒーの摂取は睡眠を妨げので、控えた方がいいでしょう。
また、コーヒーを飲むのは、ある程度時間を空けるようにしましょう。
血中に流れたカフェインは、4時間ほどたって、やっと半減するため、飲み過ぎは禁物です。
※コーヒーを1日5杯以上飲むと、女性の場合の心疾患・脳血管疾患での死亡リスクが高まるとの調査結果もあります。
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毎日違うコーヒーを楽しめるため、より気分が高揚しますよ。
≪参考文献≫
コーヒーのカフェインで脳が活性化「日経Gooday30+」
コーヒーの健康効果とは「健康長寿ネット」
玉露とはどんなお茶「前茶堂東京」
善悪あるコーヒーの健康効果「Forbes Japan」