みなさんは、冬場の室温は何度になっていますか?
近年、冬場に寒い家に住んでいると「脳の神経」が悪くなることが明らかになってきました。
つまり、認知症になる確率が上がるということです。
さらに、寒い家では高血圧や動脈硬化を発症しやすく、頻尿のリスクが高まり、自律神経の乱れなどが起きるとの研究結果もあります。
逆に冬に温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなることも分かっています。
冬の室温18℃以上

WHO(世界保健機関)は、健康への影響から、冬の住宅室温度を「18度以上」にするように注意喚起しています。
国土交通省の調査で、室温に関する調査が行われているのですが、平均年齢57歳、2,000戸の住宅を調査すると、室温18℃未満の家の方が多い事実が分かりました。
リビングで6割(在宅中)、寝室・脱衣所9割の家が、部屋の温度が18℃未満だったのです!
冬のリビングの室温が18℃未満になっている人は総コレステロール値、悪玉コレステロール値が高く、心電図の異常も増えることも明らかになっています。
さらに、イギリスの調査でも、16℃を未満だと呼吸系疾患、12℃未満になると高血圧や心筋梗塞のリスクが高まるされています。
室温が寒いと、健康への影響が大きいことが次々解明されいるのです。
部屋は寒いがこたつがある
節約のために、部屋全体を温めず、こたつを使っているご家庭もあると思います。
しかし、こたつで体の一部を温めたとしても、部屋の温度が18℃未満なら、同じように健康へのリスクは高まる傾向にあります。
寒いと血圧が上がる
寒いと人の体は、熱を逃がさないように、血管を細くします。
そして、血液の流れが悪くなり、血圧が上昇します。
さらに、血管がもろくなっていると、血管が破れる可能性があり、冬場は中高年には危険な季節になりす。
脳で血管が破れた場合、脳出血・くも膜下出血を起こし、後遺症が残る可能性があります。
大動脈解離なども、血圧が上昇すると起こりやすい病気です。
ヒートショック
脱衣所はほとんどのお宅が寒く、急激な寒暖差によるヒートショックに注意が必要です。
ヒートショックで1年間に亡くなる人の数は、1万9千人くらいと言われています。
インフルエンザで1年間に亡くなる人の数は、3,575人(2019年)また、インフルエンザにかかったことで、持病の悪化で死亡した人の数を入れると、1万人程度と厚生労働省で発表しています。
インフルエンザよりも、ヒートショックで亡くなる人の数が断然多いんですね。
インフルエンザは気を付けていても、かかってしまう可能性がありますが、ヒートショックは気を付ければ防ぐことができます。

ヒートショックは寒暖差で起る病気で、最悪の場合は死に至ります。
温かい室内にいる時は、血圧は標準ですが、寒い脱衣所や寒い浴室に入ると、血圧が上昇します。
血圧が上昇した時は、血管へ負担がかかり、「脳出血・くも膜下出血・大動脈解離」などの危険があります。
熱いお風呂に入ると、血圧が急激に低下して、血液が脳や心臓に届かなくなり、「心筋梗塞・不整脈・脳梗塞」を起こす可能性があります。
さらに、お風呂から出た時も、ヒートショックを起こす可能性はあります。
高齢になれば、特に、寒暖差には注意が必要です。
お風呂に入る前には、脱衣所を暖房で温めたり、浴室も暖かくするために、浴槽の蓋を開け、シャワーをしばらく出して、浴室を温めて入るようにしましょう。
「18度以上」の部屋、高血圧や頻尿に効果あり 国内初の大規模調査 西日本新聞
「18度未満の寒い家」は脳を壊し、寿命を縮める PRESIDENT Online
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