◆急性リンパ性白血病・クローン病◆移植後【退院8か月】

急性リンパ性白血病の治療を終えて、退院して8カ月たちました。

あっという間に、1年経ちそうですね。

病気になるのは、辛いですが、1つだけ良かったことは、痩せたことです。

退院しても、体重は維持しています。

食生活が改善したからかもしれません、体重が気になる方は、参考になる点があれば、食事法を取り入れてみてください。

変わらない体重

体重を計ってみましたが、現在は46.1キロです。

退院した時と、体重は変わりません。

入院する前は、52キロあったので、以前より6キロほど痩せています。

退院してすぐは、あまり食べれなかったり、食べても体重が増えにくかったのですが、今はしっかり栄養吸収できる体になったと思います。

体重を維持しているのは、退院後の食生活が変わったからだと思います。

白血病前の食生活

入院する前は、朝はプロテインと、青汁を飲んでいました。

昼と夕方にも、プロテインを飲んでいました。

今考えると、夜しか、まともな食事をしていなかったかもしれません。

今より太っていたのは、間食でお菓子をよく食べていたからだと思います。

パンやクッキー、グラノーラ、ナッツが好きでよく食べていました。

そして、カロリーゼロコーラも毎日飲んでいました。

カロリーゼロだから、太らないと思って飲んでいましたが、こんな食生活だから、白血病になったのかもしれません。

がんの原因

白血病や「がん」の原因は、現代の医学では解明されていませんが、免疫が落ちたり、体が酸化に傾きすぎると、がんになる確率が上がります。

がん細胞の始まりは、細胞に異常が起きることです。

私たちの細胞は、傷ついたら、修復する機能を持っています。

しかし、完全な修復をできずに、そのまま増えてしまう細胞があります。

これが、がん細胞です。

異常な細胞は、免疫系の細胞が、除去してくれますが、疲れが溜まっていたり、不健康な生活を送っていると、免疫細胞も元気がなくなり、異常な細胞を除去できなくなります。

体の中のバランスが崩れても、がんの原因になるようです。

私たちは呼吸して酸素を吸いますが、酸素を吸うと、体が酸化します。

吸い込んだ酸素の一部は「活性酸素」になります。

「活性酸素」には、ウイルスや細菌を攻撃し、体を守ってくれます。

しかし、増え過ぎると、老化を早めたり、健康な細胞も攻撃しまいます。

細胞が攻撃され、傷ついて、修復が、うまくいかなかった場合「がん」となります。

退院後の食生活

大病をしたので、健康のために食生活は、がらりと変わりました。

入院期間も長かったので、荒れた食生活から、健康的な食事に自然と慣れることができました。

今は病院食を参考に、食事を作っています。

数年続けていた、プロテインと青汁はやめました。

なるべく、自然の物を摂るようにしています。

サプリなどで足りない栄養素を補うという考えがありますが、サプリに頼っても、食のバランスはとれないのです。

五大栄養のバランスを意識して、摂取する人も多いと思いますが、それ以外にも、人の体はミネラルで、バランスを保たれています。

また、解明されていない、物質や栄養素が、体内バランスを保っている可能性もあります。

だから、自然に近い食生活が大事なのではないか?と考えるようになりました。

今はフルーツや、野菜をたくさん食べるようにしています。

は、色々なフルーツを食べるようにしていましたが、今はりんごだけを食べています。

私の体には、りんごがあうようで、便秘がちだったのが、りんごを食べると便秘しにくくなりました。

は夜に多めに作ったおかずと、ご飯を食べています。主に野菜たっぷりのスープです。

は野菜を多めに使い、3品以上作るようにしています。

このような食生活にしてから、偏食したり、食べ過ぎることがなくなりました。

以前は毎日のように、お菓子を食べていましたが、今のおやつはサツマイモや、バナナ、飴を食べるようにしています。

飴は虫歯になるので、毎日は食べないようにしています。

恐らく、入院前は、食べ物の中毒になっていたと思います。

お菓子や、コーラーをよく摂取していましたが、これらを食べると快楽物質が分泌されます。

それでやめれなくなり、どんどん摂取してしまうのです。

今は、コーラを買うことはありません。

以前は、ほぼ毎日飲んでいました。

ジュースはフルーツ100%ジュースや、牛乳や豆乳入りのコーヒーを飲んでいるので、炭酸ジュースなどは飲んでいません。

この食生活をしてから、カロリーを気にしなくても、体重が増えなくなりました。

外食などで、高カロリーの食事をしても、その時太りますが、体重は戻ります。

お菓子も、たまにクッキー(1袋、1箱)を食べますが、以前のように、1度にたくさんのお菓子を食べることもなくなりました。

以前は、一度に2~3袋ほど、お菓子を食べていました。

今は食べたいという、衝動が無くなったので、無理して我慢せず、お菓子を控えることが出来ています。

たくさんの睡眠

食欲を抑えられるのは、睡眠時間が長くなったことも影響しているかもしれません。

仕事をしている時は、朝が早く、帰宅時間が遅いことで、睡眠時間が短くなっていました。

さらに、朝の準備、お風呂の時間も長かったので、それも原因で、睡眠時間が削られていました。

今は髪も短いので、お風呂の時間が3/1か4/1くらいになりました。

そして、私は体調がまだ、万全ではないため、きつい時は寝るようにしています。

その影響で、体の疲れがとれ、ホルモンバランスが正常に保たれているのかもしれません。

出典 武田薬品工業株式会社

上の表で分かるように、睡眠時間が短いと、食欲が増します。

睡眠が短いことで、「食欲増進ホルモン」が増えてしまうのです。

アキレス腱と膝の痛みの「原因」

半年以上、アキレス腱と、膝の痛みは続いていますが、原因が分かってきたかもしれません。

病院では「持病のクローン病の影響かもしれない」と言われていますが、私はそう思っていません。

クローン病…口~肛門までの消化器全てに、異常をきたす病気で、腹痛や下痢を起こす。合併症で関節痛もある

クローン病の症状はまずは、消化器が悪くなり、栄養の吸収がうまくいかないことで、様々合併症を起こします。

私のお腹の状態は良かったので、クローン病から生じる痛みだと思えませんでした。

原因ははっきりしないまま、痛みは続いていました。

痛みで、走れず、歩き方もぎこちない動きになってしまいます。

痛みについて、自分でしっかり把握しようと思い、足を触ってみました。

アキレス腱が痛いと思ていましたが、よく考えてみると、アキレス腱よりも下の方で、外側が痛みます。

膝は全体的に痛みます。

この症状で、調べていたら、「偏平足」ではないか?と思いました。

私の足

実はアキレス腱は、白血病が判明する1年以上前から、少し痛み上がりました。

少し、突っ張るような感覚で、今よりは痛みはなく、違和感程度でした。

「偏平足」の原因は、運動不足で、それにより、足裏のくぼみが無くなり、足のアーチ構造が崩れ、体を正しく支えられなくなり、痛みが生じるようです。

アキレス腱だけでなく、膝も痛みが出ることもあるようです。

足のアーチはとても大事で、橋にもアーチが使われていますが、このアーチがしっかり支える役割をしているのです。

人間は、足の小さなアーチによって、体全体を支えています。

このアーチが無くなると、上手に支えられなくなり、色々な場所に負担がかかり、足を痛めるこのになります。

アーチが無くなる原因は、運動不足にあるそうです。

私は運動不足です。

病気が分かる前から、運動不足ぎみでした。

白血病になってからは、入院中はあまり動くことのなく、自宅に帰っても体調不良も多かったので、運動していませんでした。

次回の通院で、「偏平足ではないか」聞いてみたいと思います。

偏平足サポーター

生地が厚めのストッキングのような素材なので、付けていても、暑さを感じることはありません。

アーチをサポートしている部分は、柔らかいシリコン素材で、足にペタッと張り付くので、ほとんどズレません。

ただし、位置は調整できるので、便利な作りです。

偏平足の矯正に、サポーターを購入しました。

早速、今日サポーターを使って歩いてみました。

すると、痛みが軽減されたため、少し長めに散歩をしてみました。

今日はいきなり歩きすぎたようで、夕方にはアキレス腱がとても痛むようになりました。

無理のないように、足を鍛えなければいけないですね。