【自己啓発】を学ぶと自分は幸せになる、周りは不幸に!

自己啓発とは自分の内面・精神・魂・心などを、より高い段階に昇格させようとする行為です。

例えば、このような行為です。

・お金持ちになるため何をすべきかを学ぶ

・幸せに生きる方法を学ぶ

・怒りなどの感情をコントロールする

・ポジティブシンキング

・充実した生き方を手に入れる方法

・自分に自信を付ける方法

・自己肯定感を高める

上記のようなことを学ぶことを、自己啓発と言います。

しかし、自己啓発を学んでいると、自身は幸せになりますが、周囲の人を不幸にしてしまうケースがあります。

自己啓発を学ぼうとする人の頭の中は、活動的で感情がプラスに傾いています。

そのような状態の人は、自己啓発を学ぶことで、よりプラス思考になり、より強気な気持ちになることができます。

自尊心が高くなり、自身満々になります。

自尊心が高いということは、自分の考え方、行動全てに自身があるため、活動的になり、他の人にも考えを強要してしまいます。

私は10代20代の頃、自己啓発を押し売りされた時期がありました。

上司や先輩社員数人に、自己啓発本を勧められました。

興味がない人間からすると、とても迷惑に感じていましたが、自己啓発を勧める人たちは、自信満々に私の行動や考え方を否定して、正しい考え方を解こうとしました。

私が興味が無いため、常に私を否定します。

そうすると、私はどんどん気持ちが沈んでいき、暗い気持ちになっていきました。

数年たって、周りに自己啓発を勧める人はいなくなりましたが、自分自身で自己啓発に目覚めました。ふと本屋に入った時に、自己啓発本を手に取ったのです。

その本が読みやすかったことで、私は一気に自己啓発にハマりました。

すると、今度は逆に私が、周囲の人に「正しい考え方とは」と、勝手ながら教えるようになっていったのです。

自己啓発をしている人は、する前から、考え方はプラスに傾いています。

学ぶことでより、自尊心が高くなり、プライドも高くなります。

カナダのウォータールー大学で、自己啓発についての実験が行われました。→詳しい内容

実験では「自尊心が高い、プラス思考の人」と「自尊心が低い、マイナス思考の人」2つのグループに「プラスの言葉」を唱えてもらうという内容です。

プラスの言葉とは、「自分は幸せだ」「私は素晴らし人間だ」などの言葉です。

すると、自尊心が高いグループは、プラスの言葉を言うことでより、気持ちが明るく活動的になりました。

しかし、自尊心が低いグループは、逆に気持ちが沈むという現象が起きたのです。

自尊心が低いグループの気持ちが、沈む原因を研究者たちは、このように分析しました。

「自尊心が低いグループは、前向きな言葉を繰り返すことで、実際には自信がないため、その矛盾が生じ、さらに自己嫌悪に陥った可能性がある」

自己啓発を学ぶ人に、知ってもらいたい事があります。

自己啓発は、プラスの効果をもたらしますが、マイナスの効果もあるということです。

学びたいと思っている当人は、すでにプラスに傾いています。

学ぶことでより、プラスに傾きますが、決して周囲の人に勧めてはいけません。

理由は、自己啓発をする人は、必ずこの考えを、人に勧めたくなるからです。

当人は「人の幸せを思って」勧めているのかもしれませんが、実は自分が心地よくなるためなのです。

興味がない人にとっては、迷惑であり、逆にその人を闇に沈めることになってしまいます。

自己啓発をする人は、絶対に他人に自己啓発を勧めてはいけません。

プラス思考ばかり世間では良いとの印象がありますが、全てがそうではありません。

プラス思考・活発・楽観的な状態だと、危険予知能力が低下しているため、大きな失敗をする可能性もあります。

さらに、自信がることで、活発になり、色々なチャンスが巡ってくる可能性はありますが、自身過剰だと、人の意見を取り入れることができなくなったり、学ぶ機会を失う可能性もあります。

マイナス思考・心配性・慎重派な状態だと、危険を恐れるため、失敗しないように行動をとることができます。

思考はバランスが大事だということです。