皆さんは、一日にどれくらい座っていますか?
パソコンを使う機会が増えた現代では、座って仕事をする人も多いと思います。
私も毎日、長時間座ったままパソコンやスマホを触っていますが、座り過ぎは体に悪いことが分かってきました。
そこで今回は、座り過ぎることの体への影響について解説したいと思います。
日本人は座り過ぎ!
日本人は世界で一番座っていると言われています。
座る時間が1日平均7時間と、多くの時間座っています。
私はもっとヤバイです…。
家で仕事をしているので、家事・トイレ以外はずーっと座っているので12~14時間くらい座っているのかもしれません。
そう考えると、とても恐ろしい……
日本人の平均の2倍くらい座っているかもしれません。
座ることの危険性
オーストラリアで、45歳以上の成人の男女22万人を3年間ほど追跡調査が行われました。
座った時間のトータルを4つに分け分析。
- 4時間未満
- 4~8時間
- 8~11時間
- 11時間以上
結果は座る時間が長いほど、死亡のリスクが高まるとなったのです。
座る時間、4時間未満を基準にすると…
8~11時間の人は15%高い
11時間以上の人は40%高い
私は11時間以上なので、早死にの確立がとても高い!
ちなみに私は現在38歳で、20歳くらいからクローン病になり、3年前には白血病になり骨髄移植をしているため、免疫が人よりとっても弱いんです。
長時間座って、人より体が弱いということは早死にの確立40%増どころではないかもしれません。
※ WHOが推奨する身体活動量を満たしていても、死亡のリスクが11%づつ高まるという研究結果もあります。
テレビを長時間視聴
同じくオーストラリアの調査で、テレビを1日6時間見る人と、全く見ない人を比較した調査があります。
全くテレビを見ない人の方が、4年8カ月も長生きすることが分かりました。
これはテレビが悪いわけではなく、じーっと座ることに問題があるようです。
1時間座ることで寿命が22分ほど短くなるということなのです。
ちなみに、タバコを1本吸うと寿命が5分30秒縮むと言われていますが、そう考えると座ることの恐ろしさが分かってきますね。
1時間置きのタバコ休憩よりも、1時間座る方が体に悪いということなんですね。
海外では
カナダでは「1日8時間以上座らないように」というガイドラインが出されています。
欧米では立った姿勢のまま仕事ができる「スタンディングデスク」が導入されるオフィスもあります。
私たちも、できる限りの対策をしたほうがいいのかもしれませんね。
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座り過ぎが悪い理由
座り過ぎることがなぜ悪いのかというと、足の筋肉が働いていないということにあるようです。
私たちの体の筋肉は70%は脚にあります。
そして、ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われ、足先まで行った血液を心臓に戻す役割があります。
座ったままだと、下半身の血液が滞ることになり、肥満・糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞・骨粗しょう症のリスクが高まることになるのです。
さらに、座り過ぎが子どもの認知の発達、高齢者層の認知症にも影響を及ぼすとも言われています。
私は自分の体勢と体の温かさについて考えてみました。
寝転んだ状態・床に座った状態・イスに座った状態・立った状態では、上半身の位置が高くなるほど体が温かく感じることに気づきました。
これは、血液が循環している証拠だと思います。
対策
長時間座ってしまう場合は、できるだけ30分か1時間に1度は、立ったり歩いたりして体を動かすようにしましょう。
職業によって難しい場合は座ったままできる運動をするといいでしょう。
かかとを上下する、膝の曲げ伸ばし、脚を上下させるなどで、脚の筋肉を動かすことを心がけてください。
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