気温が下がってくると、冷え性で困っている人も多いのではないでしょうか?
冬の室内は外よりも寒い時があります。
どんなに着こんでも体が温まらず、手や足先が冷えて困る人も多いでしょう。
そこで今回は「体を温める効果がある」と言われる「生姜」の効果について解説したいと思います。
しょうがの効果
生姜には発汗・新陳代謝促進などの効果が期待できます。
ただし、生姜が「生」と「加熱後」では効果は変わってくるんです!
それについては、後ほど解説していきます。
生姜は中国・日本・インドなどのアジア地域が原産で、すらりと伸びた茎と葉、そして美しい花が特徴的です。
生姜は根茎から作られ、中国では2,500年以上前から薬用として使用されていました。
さらに近年では、生姜に対して様々な研究が進められています。
食品としてだけではなく、ダイエットサプリや医療としての活用など。
様々な研究から、吐気や嘔吐を抑える可能性があることが分かってきました。
妊娠・車酔い・ガンの化学療法などの吐気や嘔吐を防ぐ可能性があることが示唆されています。
生姜の安全性は、口から摂取した場合、皮膚に塗った場合も安全であると考えられています。
ただし、大量に摂取した場合は、胸やけや口・のどの炎症などを起こす可能性があります。
妊娠・授乳中の安全性は分かっていないため、担当医師に相談が必要です。
生しょうが
生の生姜には辛み成分の「ジンゲロール」が含まれており、血液の巡りを良くしたり、一時的に発汗を促す作用があります。
末端にある血管を拡張させて血流が促進されるため、食べてすぐは手先や足先が温まります。
ただし、体温を冷やすことになりますので、体温が低い人はご注意ください。
夏場では、汗をかきやすくもなることから、むくみ対策や体に熱がこもりやすい方におすすめです。
さらに、ジンゲロールは血流促進以外にも殺菌、免疫活性化、 胆汁 の分泌を促進する効果があります。また、吐気や頭痛を抑えるなどの働きも。
お寿司と一緒に提供されるガリには生の生姜が使われていますが、ジンゲロールの殺菌作用を活用しています。
胆汁は肝臓の中で分泌されており、脂肪とタンパク質の分解を助けています。
脂肪が吸収されやすくなりますが、コレステロールを排出する手助けも行っています。
そのため、胆汁の流れが悪くなると、白目がや皮膚が黄色くなる黄疸と呼ばれる症状が現れます。加熱しょうが
生姜を加熱するとジンゲロールの一部が、「ショウガオール」という成分に変化します。
こちらは体の芯から温める効果があります。
脂肪燃焼効果を高めて熱を作り出し、血流が促進されます。
冷え性には効果的です。
ショウガオールの効果を十分に発揮するためには、10分ほど加熱するのが良いとされています。
乾燥しょうが
生の生姜を乾燥させると、体を温める効果がより強い「ジンゲロン」が多くなります。
お腹を中心に温め、発汗作用があります。
摂取しすぎると体が乾燥しやすくなるため、ご注意ください。
のぼせやすい人は控えた方がいいでしょう。
また、ジンゲロンは風邪のひき始めにも有効です。
体を温める飲み物
体を温める飲み物と言えば「しょうが湯」ではないでしょうか?
乾燥した生姜パウダーは、より体を温める効果があります。
そこで、生姜パウダーを使ったレシピをご紹介。
【材料】
・生姜パウダー…小さじ1/2
・砂糖…小さじ2/3
・黒糖…小さじ1/3
・お湯…180㏄
【作り方】
➊ カップにお湯以外を入れる
❷ 熱湯を注ぎ混ぜる
【材料】
・生姜パウダー…小さじ1/2
・はちみつ…大さじ1
・ポッカレモン…大さじ1
・お湯…120~150㏄
【作り方】
➊ 材料を入れて、軽く混ぜる
❷ お湯を入れて、よく混ぜる
生姜パウダー
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冷え性の方はぜひ試してみて下さい。
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自宅でサウナ気分を楽しめますよ。
まとめ
生姜は生だと体を冷やしますが、加熱したりパウダー状になると体を芯から温める効果があります。
寒くなる冬は生姜を上手に活用できるといいですね。
冷え性が気になる方は、体を動かすことも意識的にやってみて下さい。
動くことで血液の流れが良くなるため、体は温まります。
また、普段の姿勢でも冷えは大きく関わっています
心臓の位置が低くなるとより体が冷えるんですよ。
座る時の体制では床に座ったり、座椅子に座るのは体の冷えを加速させます。
イスに座る方が冷えを防げるので、普段の生活から改善できるといいですね。
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