ダニ発生する時期は、高温多湿になる夏だけだと思う方も多いかもしれませんが…
ダニの発生は、1年を通して油断できません。
現代の気密性が高い住宅は、ダニの過ごしやすい環境を作り出しています。
ダニが大量に発生すると、アレルギー性の皮膚炎を発症したり、咳が止まらなくなることも。
ダニに対してアレルギーが無くても、ダニが増えると刺されることもあります。
今回はそんなダニが与える悪影響とダニ増加を防ぐ対策について解説していきたいと思います。
ダニが発生する時期
ダニが最も多く発生する時期は夏!
ダニは高温多湿になりやすい、6月~9月頃に多く発生します。
特に、梅雨の時期は湿度が高くなるので、多くのダニが発生。
天気が悪い日は布団を外に干すこともできず、増えたダニはどんどん増加することに。
ダニは室温が20~30℃、湿度60%以上の高温多湿な環境を好みます。
フケ・アカ・髪の毛・食べかすなどをエサとしてダニは増加するため、細目に掃除することが大切です。
そして、夏の時期だけでなく冬場も危険!
寒くなる冬場でも、私たちは暖房を入れて部屋を暖かくしていますが、ダニにも過ごしやすい環境を作っています。
加湿器を使うと増々ダニが活発に。
さらに、現代の住宅環境は気密性が高く、私たち人間は快適に生活できますがダニも同じです。
1年を通して、布団のお掃除はしっかりとする必要があります。
ダニの発生場所
寝具や家具は、ダニの繁殖場となりやすい場所です。
特に布団や枕は、私たち人間の体温や汗によって高温多湿となり、ダニにとっては理想的な環境です。
ダニは、布団や枕についた皮脂やアカをエサとして摂取し、そこで快適に生活しています。
そのため、定期的な掃除やケアが必要です。
さらに、掃除がしにくい場所にある家具もダニの発生源となります。
ソファーやカーペット、畳などは、ホコリや皮屑がたまりやすく、ダニが繁殖しやすい場所です。
特にカーペットや畳は、埃やダニの死骸が深く蓄積されることがあります。
これらの場所も、定期的な掃除や掃除機の使用による清掃が必要です。
ダニはアレルギー症状の原因となることもありますので、寝具や家具の清潔さには注意が必要です。
定期的な掃除や換気を心がけることで、ダニの発生を抑えることができます。また、寝具の洗濯や布団の日光干しも有効な対策です。
ダニの繁殖を予防するために、清潔な環境を保つことが重要です。
人を刺すダニ
家の中にいる、主なダニは4種類!
ヒョウヒダニ(チリダニ)
ほぼ1年中いるダニで、じゅうたんや家具等に多く発生します。
大発生した場合は、このダニの体や死骸、糞(フン)がアレルギー性疾患の原因(アレルゲン)となります。
温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿を好みます。
コナダニ
梅雨・秋口に増殖するダニで、高温多湿を好みます。
さらに、繁殖力が高いため、大発生すると捕食する吸血ダニが増殖します。
ツメダニ
ダニを捕食するダニで、他のダニが増えると増加します。
ツメダニは人を刺すこともあります。
イエダニ
ネズミに寄生するダニで大量発生した場合、移動して人を刺すこともあります。
ダニが増えるとアレルギーを引き起こしたり、刺されることもあります。
自分自身の健康を守るためには、ダニの発生を抑える対策と掃除が大切です。
ダニを増やさない対策
- 高温多湿の環境を作らない
- 布団を干す
- シーツカバーを洗う
- 掃除機をかける
- ドライヤーをあてる
- アイロンをかける
- 燻煙剤
高温多湿はダメ
ダニは高温多湿の環境を好むため、そのような環境を作らないように注意が必要です。
ダニが好む室温は20~30℃で、湿度は60%以上です。
しかし、湿度が低い季節でも、特定の場所では湿気が溜まることがあります。
特に下の方に位置する場所やホコリのある場所は、湿気をため込みやすくなります。
そのため、こまめなお掃除が重要です。湿気やホコリを減らすことで、ダニの繁殖を防ぐことができます。
要点
- ダニは高温多湿の環境を好む。
- 室温20~30℃、湿度60%以上がダニの好む条件。
- 湿度が低い時期でも特定の場所に湿気が溜まることがある。
- 下の方やホコリのある場所は湿気をため込みやすい。
- こまめなお掃除が重要。湿気やホコリを減らすことでダニの繁殖を防ぐことができる。
布団を干す
定期的に布団を干して、乾燥させることがダニを増やさない対策の一つです。
ダニは50℃の温度を20分維持することで、死滅させることができます。
布団を干す際は内側まで温まるように、晴れた日に干すようにしましょう。
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シーツカバーを洗う
ダニ対策の一つとして、シーツカバーを定期的に洗濯することが重要です。
シーツカバーには人間の汗や皮脂がたくさん付着しており、これがダニのエサとなります。
そのため、1週間に一回の頻度での洗濯が好ましいです。
しかし、仕事などで忙しい場合は難しいかもしれません。
そうした場合でも、できる限り時間がある時にはシーツカバーを洗濯するように心がけましょう。
掃除機をかける
生きているダニは繊維にしがみつくため、掃除機ではほとんど吸い取ることができません。
しかし、ダニの死骸や人のアカなどは掃除機で取り除くことができます。
効果的な掃除方法は、布団を干した後に行うことです。
布団を干すことでダニが死滅し、掃除機で死骸も吸い取ることができます。
これにより、アレルギー反応が起きにくくなります。
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ドライヤーをあてる
布団を干せない時期・花粉症などがある方は、ドライヤーの温風を布団に当てることで、ダニを殺すことができます。
温風なので、湿気も取り除くことができて、布団がフカフカになります。
ドライヤーの温風は100~120℃ほどの高温なので、手に持って使いましょう。
布団乾燥機のように、ドライヤーを布団の中に入れて使用した場合、火災につながる危険がありますので、絶対に持って使ってください。
アイロンをかける
アイロンかけも、ダニを殺すのに効果的です。
アイロンは低温80~120℃、中温、140~160℃、高温180~210℃
布団カバーの素材によっては、高温のアイロンをかけると、生地を傷める可能性がありますので、素材を確認してから行うようにしましょう。
スチームアイロンを使えば、より布団の内部まで、殺菌ができて、ダニも殺すことができます。(カビは50℃以上の温度、数秒で死滅)
ただし、湿気が布団にこもる可能性があるので、湿度が低い日のみおすすめです。
燻煙剤を使用する
燻煙剤は室内の隅々まで殺虫成分を含んだ煙を行き渡らせるため、隠れたダニも駆除できます。
ただし、食品や食器などに薬剤が付かないように養生したり、ペットや熱帯魚などを移動するなど事前に準備が必要です。
仕様する際は、注意書きを読んでください。
燻煙剤の使用後は窓やドアを開けて換気し、掃除機をかけてダニの死骸を除去しましょう。(掃除機で吸い取る)
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