炊飯器の「予約炊き機能」はとっても便利ですよね?
しかし、気温が高くなってきたこの時期には注意が必要です!
炊きあがったごはんが「なんだかクサ~イ」といった事態にならないように気を付けてくださいね。
夏の炊飯器の注意!
夏場の炊飯器の使い方には注意が必要です。
私自身が体験した話ですが、外出する予定があったため、夕飯のためにお米を洗って炊飯器にセットしていました。
帰宅しておかずを簡単に作って「さぁ夕飯だ~」と炊飯器を開けると…
なんだかいつもと違うニオイがしていました。
これは食べると危険だと思い、すぐにお米は処分しました。
予約でご飯を炊くことはたまにあったのですが「この日は、いつもよりも長く予約をセットしていたかもしれない」と振り返って思います。
さらに、この日は気温も高かったので、部屋の中も帰宅した時にムシムシしていたので、炊飯器に菌が繁殖したのでしょう。
普段何気なく予約でお米を炊く方は多いと思いますが、就寝時・外出時にタイマーをセットする時は注意が必要です。
夏場は炊飯器の中の温度も高くなるため、雑菌繁殖のリスクが高まります。
食中毒防止マニュアル
- 多くの細菌は20~50℃で増えやすい
- 細菌は約37℃で最も増えやすい
- 10℃以下で細菌の増殖が低下
- 60℃以上で多くの細菌は死滅
- 75℃以上1分以上加熱で大半の細菌死滅
- 加熱後は30分以内に20℃以下!
- 加熱後は1時間以内に10℃以下!
食中毒を防ぐためには、水分・栄養・温度が重要な要素になります。
その中で最も重要なのは温度です!
細菌の種類によって異なりますが、多くの細菌は20℃~50℃で増えやすく、特に食中毒を起こす細菌の多くは約37℃で最も増加します。
10℃以下では細菌の増殖は低下するので、料理を保管する時は冷蔵庫に保管するようにしましょう。
※ 冷蔵庫の温度…2~6℃
また、細菌を死滅させるために加熱時間も重要となります。
60℃以上で多くの細菌が死滅。
中心温度が75℃で1分以上加熱することで殆どの細菌を殺すことができます。
しかし、一部の細菌では芽胞(ほうし)を作って生き残るため、加熱後に料理が冷える過程で50℃に達すると、細菌の増殖が進みます。
50℃の温度から20℃までを一気に下げることで、食中毒を抑制できます。
基準は30分以内に中心温度を約20℃まで下げる、または1時間以内に中心温度約10℃まで下げる。※厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」
夏の水道水の温度
夏場の水道水の温度は20℃以上になります。
東京都水道局の調査によると、水道水の最高温度は8月で28.3℃になり、最低水温は1月の7.6です。※情報:東京都水道局
気温が高い時期は水道水の温度も高くなるので、炊飯器の予約時間は長くならないように気を付けましょう。
6月から9月までは2~3時間程度
どうしても予約が長くなる場合は、炊飯器の中の温度が高くならないように、エアコンで室温を下げたり、炊飯器に氷を入れて水温を下げてから予約してください。
余ったお米は冷凍
多めに炊いたご飯は、早めに冷凍することをおすすめします。
夏場は食材が傷みやすい上に、長く保温するとご飯の風味も落ちてくるので、早めに冷凍しておくと、解凍した時に炊き立てに近いご飯を食べることができます。
お茶碗1杯分・お弁当1食分をラップに包むことで、次の日にも役立ちます。
お茶碗1杯分をラップに包んだ場合、温めはレンジで2分10秒ほど。
炊飯器の掃除
夏場は特に雑菌が繁殖しやすい時期です。
汚れが溜まりやすい、炊飯器の内蓋・蒸気口・ゴムパッキン周りなどのお掃除を丁寧に行うようにしましょう。
レンジで時短炊飯!
HARIO(ハリオ)
評価 (728)
※ 評価はAmazonを参考にしています。
こちらの商品は、電子レンジを使って炊飯が短時間でできる調理道具です。
お米を炊き上げる時間が短くなるので、通常の炊飯よりも30分も早くご飯を炊くことができます。
「浸し」・「蒸らし」を含めて、50分でご飯を食べることができるんですよ。
夏場はお米を「浸す」時間が長くなり過ぎて痛む可能性も増えてきますが、レンジで炊飯なら短時間でご飯が炊けるので、食中毒防止にもつながるのでお勧め!
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