暖かい季節になると私たちを困らせるのが「雑菌」ですね。
毎日の料理で生ゴミが発生しますが、このゴミが嫌なニオイを発生させます。
今回はニオイを防止する方法をご紹介していきます。
生ゴミは害虫注意
夏場は生ゴミから発生する刺激臭に、悩ませられている人も多いでしょう。
生ゴミは水分と栄養が多く、雑菌が急激に繁殖します。
特に、夏は高温多湿になるので、雑菌の繁殖スピードも早くなります。
雑菌によって、生ゴミが分解されることを腐敗と言いますが、それが刺激臭の原因となります。
放置していると、ゴキブリやハエなどの害虫を呼び寄せる事にもなりかねません。
ゴミ出し日までは、生ごみを家庭で保管しなければいけませんが、そのゴミ袋の中に、ハエが卵を産むと大変なことになります。
ウジ虫が大量発生という恐ろしい事態に!
メスのハエは、3~4日の間隔で産卵をし、1回あたり150個もの卵を産みます。
そして、その卵は早くて1日(イエバエ)でウジ虫(幼虫)になります。
幼虫から、2週間もたたずに成虫となり、どんどん数を増やしていきます。
→ ハエの詳細
私はハエの卵で、恐ろしい体験をしたことがあります。
ベランダに置いていた、ゴミ袋の中にハエが卵を産んで、袋の中がウジ虫だらけになっていたのです。
夏場は生ゴミの腐敗が激しいので、そういう不快害虫がたくさんよってきます。
だからこそ、ニオイ対策は必須なんですね。
お酢を使った防臭
生ゴミの腐敗臭対策として、昔からの知恵として知られている方法があります。
生ごみを捨てる袋の中に、キッチンペーパーを2枚しいて、お酢と水を1:1での割合で「酢水」を作ります。
お酢を大さじ1.5杯:水を大さじ1.5杯(合計大さじ3杯)
あまり多く入れ過ぎると、袋の下がベチャベチャになるので、大さじ3杯程度がいいでしょう。
お酢には高い殺菌力があるので、雑菌の繁殖を抑える効果がありますが、注意点もあります。
ニオイを抑えるため・雑菌を抑制するために、お酢を使う場合は「穀物酢」を使用してください。
すし酢などを使用した場合は、砂糖・だし汁などの添加物が入っているので、使用した場合は、かえって雑菌を多く繁殖させることにもなります。
→ お酢の種類
お酢は殺菌力はない
お酢には雑菌の繁殖を抑制する効果はありますが、殺菌効果はありません。
お酢を使った2つの実験があります。
- 洗濯物の菌を殺菌できるか?
- ご飯と酢飯の菌の繁殖
この2つの実験で、お酢の「殺菌力(菌を殺す力)」・「雑菌繁殖抑止」についてが分かります。
1.洗濯物の菌を殺菌できるか?
「お酢を入れて洗濯すると、洗濯物や洗濯槽を殺菌できる」という情報がありますが、本当に効果があるのかを検証するために、実験が行われました。
5cm角の布に黄色ブドウ球菌(人の皮膚にいる菌)を染み込ませ、水300mLを入れたビーカーに布を入れて洗濯機に見立てます。
水だけのビーカーと、お酢(1.5mL)を加えたビーカーを用意して、それぞれ布を1分かき混ぜた後、その水の1mLあたりの黄色ブドウ球菌数を比較。
添加したお酢の量は、洗濯槽50L(5kg)の水に対して、250mLのお酢の量に相当します。
※一人暮らしの洗濯槽は5~6kgと言われています。
結果は、お酢を加えても、菌の数はほとんど変化なし。
つまり、洗濯でお酢を加えても、細菌を殺すことは難しいということです。
2.ご飯と酢飯の菌の繁殖
「普通のご飯より、酢飯の方が菌が繁殖しない」というイメージがありますが、これが本当なのかを検証する実験が行われました。
「普通のご飯」と「酢飯」の細菌の数を24時間後で比較。
直後は、細菌数に大きな差はありませんでしたが…。
しかし、24時間後は、ご飯は細菌がたくさん増殖!
一方の酢飯は、微増程度で、普通のご飯に比べて10万分の1程度でした。
この結果で、お酢の効果は「殺菌」ではなく、菌の増殖を抑えることだということが判りました。
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≪参考文献≫
「酢」で生ゴミの臭いをおさえる:警視庁
お酢の殺菌効果:フジテレビ商品研究所
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