【エアコンの電気代を節約する方法】1日中付けても〇〇!

夏場になるとエアコンの電気代が気になる人も多いと思います。

特に今年は、猛暑になると言われていて、さらに、電力ひっ迫と、電気代値上げで、家計には大打撃です!

そこで今回は、マンションやアパートの「エアコン電気代」の節約方法をご紹介します。

エアコンを24時間

エアコンは上手に使えば、夏でも電気代を安くすることができます。

ご家庭によっては、エアコンを24時間、夏の暑い時期は、1か月2か月単位で入れたままの方よいケースがあります。

24時間エアコンを入れたままがよい家は、どんな家なのでしょうか?

その特徴は、夏場にエアコンを入れない場合、部屋の温度が極端に上がるご家庭です。

あなたのお家はどうでしょう?朝、仕事で家を空けて、帰宅した時の部屋の温度は何度になっていますか?

帰宅時の部屋の温度が35℃を超えるなら、エアコンは24時間入れたままの方が、電気代を節約できます。

◉部屋の温度が上がりやすい家

  • 木造アパートの上の階
  • 窓が南向き
  • 角部屋のアパートやマンション

なぜ、部屋の温度が高くなる家は、エアコンを24時間入れたままがいいのか?

その理由は、部屋の温度が高くなっている状態で、エアコンを入れた場合、電力を多く必要とするからです。

熱い部屋でエアコンを「16℃、強風(パワフル)で運転しても、室温が高すぎると、部屋が冷えるまでに長い時間がかかります。

過ごしやすい温度、27℃くらいの室温になるまで、暑い部屋で、長時間すごさなければなりません。

しかし、24時間エアコンを入れたままだと、室温が極端に高温にならないため、エアコンに大きな負担はかかりません。

外出する際は、エアコン「30℃、微風」運転に設定、「カーテン閉る」このようにしてください。

そうすると、帰宅時の部屋の温度は、少し高い程度ですむため、エアコンの温度を下げると、すぐに過ごしやすい室温になります。

帰宅してからは、「28~27℃、強風(パワフル)」運転で過ごしてください。

温度をさげるよりも、風を強くした方が冷えやすく、節電にもなるからです。

エアコン24時間検証!

私は実際に「エアコン24時間運転」と「家に居る時だけエアコンを付ける」を比較し、電気代がどうなるかを検証しました。

電気料金と使用量をのデータをとったものがあります。

tomato-search.comより

2018年の夏は「家に居る時だけエアコンを付ける

2019年の夏は「エアコン24時間運転

2019年は電気の使用日数が多いですが、2018年よりも電気の使用量は少なく、電気代も安くなっています。

使用日数…毎月の電力使用量の検針日は約1か月で計算されており、1~末日ではないため、使用日数にばらつきがある。

詳しく見る

在宅者の節約方法

一日家に居る人も、エアコン代を節約する方法があります。

  • エアコン+扇風機
  • 冷房29℃、強風(パワフル)
  • カーテンを閉める
  • エアコンフィルター月1掃除

夏の電気代を節約するのに1番重要なことは、カーテンです。

真夏の日差しは、部屋の温度を上げる要因になります。

カーテンを閉めるだけで、部屋温度は上がりにくくなるため、部屋が暗くならない程度に、カーテンを閉めてください。

カーテンは2枚あると、光をとりこめて、熱を遮断しやすくなります。

  • 1枚は遮光カーテン、2枚目はレースカーテン

遮光カーテンで3/1ほど閉めて、その隙間をレースカーテンで窓を覆います。

そうすると、部屋の温度が上昇するのを抑えれるため、エアコンの温度設定が高くても、快適に過ごせるようになります。

そして、扇風機とエアコンを併用し、エアコンの温度が少し高くても、過ごしやすい部屋を作りましょう。

◉雨の日

雨や曇りの日は、湿度が上がるため、エアコンの温度設定は、通常よりも、1℃~2℃ほど下げて、体感温度が高くならないようにしてください。

無理をすると、雨の日でも、部屋の中で熱中症になる危険性があります。

湿度が50~60%までは、エアコン設定温度29℃でも、晴れの日は快適に過ごせますが、湿度が70%を超えると、室温28℃の場合は体感温度が高くなるため、「熱い」と感じます。

家の中にいて、熱中症にならないように、「不快指数表」を参考にしてください。

◉快適な室温と湿度

暑さや寒さの感じ方は、温度と湿度が関係しています。

温度が高くても、湿度が低ければ、快適に感じますが、同じ温度でも、湿度が高くなれば、暑く感じて汗が出ることもあります。

温湿度計の活用

「温湿度計」を使って、部屋の温度や湿度を定期的に確認しましょう。

「dretec」の温湿度計はとても見やすく、熱中症警戒も分かりやすく、イラストで表示されているので、おすすめです。

電力量を毎日チェック

日本の大手電力会社で電気契約をしている人は、「web検針」に登録すれば「1時間単位・1日単位・1か月・数年」の電気代を見ることができます。

「web検針」のご登録は、下記記載の電力会社名をタップしてください。

下の表は、「九州電力」の「web検針」になります。

1日どのくらい電気を使ったのかを、kWh(キロワットアワー)で見ることができます。

電気料金の算出方法は、「基本料金」+「使用料」+「燃料調整費等」+「再エネ賦課金」です。

「基本料金」は、契約アンペア(最大電力)によって料金が変わり、ブレーカーが落ちやすいか、落ちにくいかの設定になります。

アンペア(A)が大きければ、多くの電力を一度に使用することができるため、家族が多いご家庭の場合は、大きな契約アンペアの方がよいですが、1人暮らしなら、なるべく小さなアンペアにすれば、節約になります。

※契約アンペアの変更は、ご契約の電力会社に言えば、直ぐに変更可能です。ほとんどが無料で、変更できますが、有料になる電力会社もあります。

「使用料」は、何kWh使用・時間帯で単価が変わります。(電気契約内容により異なる)

「燃料調節費等」と「再エネ賦課金」は電力使用量や、情勢によって価格に少し変動がありますが、電気料金全体の10%前後の料金(2つ合わせて)になります。

「web検針」で、電気の使用量が見ることができますが、登録が面倒に感じる人には、「オレゴン製の電力計」をおすすめします。

オレゴン電力計は、「計測器」と「受信機」があり、「計測器」をご家庭のブレーカーに取り付けて、「受信機」で現在の電力使用量を見ることができます。

「受信機」はワイヤレスになっているため、家の中にいれば、どこに置いてもOK!

いつでも電気の使用量を確認することができます。

また、設置も簡単なので、電気代が気になる方にはおすすめです。