私は2~3年前まで、営業職についていました。(10年ほど営業)
営業をしているとたくさんの人に出会います。
訪問販売をしていた頃は1日に100軒~200軒のお宅を回っていたので、「こんな家にはこんな人が住んでる」や「この車に乗っている人はこんな性格」などが分かるようになりました。
今回は「庭が汚い家」はどんな人が住んでるかをお話しします。
庭や玄関先が汚いは、家の中も汚い

庭や玄関先が汚い家は、家の中も汚いということがほとんどです。
訪問販売は、お客様の家に行ってお話しをします。
話が盛り上がると、「家の中にどうぞ」と言われることがあるため、なるべく家の中が汚そうな家は避けていました。
汚い家を避けるために、軽く庭に目をやり、簡単に確認します。
庭に物が散乱していれば、確実に家の中も汚いなのですが、見極めが難しい家があり、1度だけ汚い家を見逃して、ピンポンを押してしまったことがあります。
庭の端の方が少し、散らかっているような気がしました。
でも、庭が広かったため、端の方が散らかっているというのは、判断が難しい家でした。
普通のお宅でも、庭が多少散らかっていることがあるからです。
そして、ピンポンを押すと、中からそこに住んでいる住人が出てきました。
玄関先から散らかっていたため、「まずい」と思い、話を切り上げて早く帰ろうとしました。
しかし、部屋が汚い方というのはなぜか、こちらの話に興味を持ってくるのです。
こちらからピンポンを押しているので、不自然に帰ることが出来きません。
お客さんから「うちは必要ありません」という言葉を言いやすいようにするのですが…
なぜか興味を持ってきます。
話の流れで、家の中に招かれたのですが、ビックリ!
家族5人暮らしで、2階建ての1軒屋なのですが、家族みんなリビングで寝ていると言います。
なぜそうなっているのかは、すぐに分かりました。
階段中に、積み込まれた荷物が見えました。
2階と階段は、物だらけだったのです。
さらに、浴槽には水が溜まり、服が何着か水に浸かっていました。
キッチンのシンクには洗い物が溜まっており、コンロが3つ口あったのですが、全てに、洗ってない鍋が置いてあるのです。
この家は「どうやって食事をしているのだろう?」と頭の中で考えます。
リビングで寝ているので、布団が敷きっぱなしです。
汗のようなニオイが家中漂い、床は足を進めるたびに、ベタッベタッと張り付きます。
散らかった家はブラック
散らかった家は、ローンなどが通らない家が多くあります。
全ての家ではありませんが、その傾向が高くあります。
さらに、ローンが通らなくなった方は、営業マンの話に興味を持ってくる人も多くいます。
色んな事に興味が出てしまうことから、買い物しすぎて、ローンが通らなくなるのかもしれません。
また、片付けられない人は、おおざっぱな人が多くいますが、性格はおおらかな人が多くいます。
散らかった家の人は、几帳面な人よりも、心がおおらかなので、来てくれた営業マンの話を聞いてあげよう、という気持ちもあるのかもしれませんね。
隠れゴミ屋敷はどれくらい?
家の敷地中に、ゴミや物が散乱していれば、誰が見てもすぐにごみ屋敷だと分かります。
しかし、庭は多少汚いけど、家の中がものすごく、汚い家は少ないですが、存在します。
テレビでも、アイドルや芸人が汚いゴミだらけの部屋に住んでいるように、実際にそういう家に住んでいる方はいます。
私の場合は、なるべく汚そうな家は営業しないようにしていましたが、訪問販売を10年しましたが、1年に1回くらいは衝撃的な家に遭遇していたような気がします。
長く営業をしてる知人に聞いたら、毎日、散らかった家を見ると言ってました。
ゴミ屋敷はお金が無くなる
「汚い家はローンが通らない家が多い」と、上でお話ししましたが、逆に言えば家を汚くすると、お金が逃げていくということにもなります。
日ごろから片付けるようにすれば、部屋の中が散らかることが気になりだします。
すると、買い物をするときに、本当に必要な物か考えるようになるはずです。
そして、要らない物を捨てるように、習慣づけることも大事です。
もったいないから、捨てないという人は、必要ない物を次から次に、買ってしまいますが、使わなくなったものを捨てれば、「買うことがもったいない」と気づくようになるはずです。
片付け・おすすめの本

この本の購入者のほとんどが、内容を絶賛しています。
片付けが苦手な人にも、分かるように写真付きで解説があり、こんな片付け方があるんだ!という、驚きの情報満載の本です。

この本は、マンガになっているので読みやすい、片付け本です。
100円商品で片付けする方法とかではなく、すぐ取り掛かれる、すぐに挑戦できるという内容です。