春になると、一人暮らしを始める若者も増加します。
一人暮らしの女性は特に、犯罪に巻き込まれないように注意してください。
今回は、「ドアスコープ(覗き穴)」からの盗撮被害と、対策について解説していきます。
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ドアスコープ盗撮事件
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玄関のドアには、外の様子を覗けるように、「ドアスコープ(覗き穴)」が付いている、賃貸物件があります。
「ドアスコープ」があると、来訪者が不審な人物ではないかを、確認することができますが、それを逆に利用して、「盗撮をする」犯罪者がいます。
実際に、2020年9月にドアスコープから、部屋の中を盗撮をした犯人が捕まりました。
マンションやアパートのワンルームなどの、比較的小さな部屋は、お風呂場が玄関付近にあり、着替える場所がないため、玄関先で服を脱ぎ着している人も多いでしょう。
そういう間取りを狙って、女性が住む部屋を確認して、犯罪者が行われているかもしれません。
特に、高層階の方は注意が必要です。
高層階だと、周囲の建物から見えることがないため、犯罪者は簡単に盗撮を行うことができます。
そして、オートロック付きのマンションでも安心はできません。
盗撮手口
ドアスコープからの盗撮犯は、どうやって中を覗くのでしょうか?
ドアスコープを覗くために、単眼鏡を使用します。

こちらは、美術鑑賞などで、よく使用されますが、小さな所を大きく拡大して見るために使用されます。

単眼鏡の拡大機能を利用して、盗撮が行われたのですが、ドアスコープのレンズには、魚眼レンズが使用されており、レンズを覗くと広範囲を見ることができます。
そして、ドアスコープは内側から覗くと、外の様子を広く見ることができますが、外から覗くと中の様子は全く見ることができません。
しかし、単眼鏡を使うと、魚眼レンズの機能が相殺され、穴を覗いているのと、変わらない状態になります。
盗撮は被害者が気づかれないままに、行われていることが多いとみられています。
被害を防ぐためには、「穴を塞ぐ」などの対策が必要です。

盗撮を防ぐ方法

ドアスコープからの盗撮を防ぐには、「のぞき見防止金具」を取り付けることをおすすめします。
ドアに貼るだけなので、簡単に取り付けることができるのできます。
不法侵入を予防
知らない間に、自宅に侵入される事件も起きているのですが、なぜ、鍵を閉めている自宅に侵入ができるのか?
それは、犯人は合鍵を持っているからなんです。
鍵を不用意に他人に見せると、勝手に合鍵を作られる危険性があります。
→ 詳しくは
自宅の鍵は、他人に簡単に見られないように、「キーキーパー」をするのがおすすめです。

鍵をすっぽりと被せることができる、「キーキーパー」は防犯的にも安心です。
使う際は、鍵を押し出すようにすれば、そのまま使えるのでとっても便利。